今年も!マンガ実写映画どんどん公開
昨今、人気マンガの実写映画化が話題になることが多い日本映画界だが、2017年もコミック原作の映画が数多く公開を予定している。以下にその一部を紹介する。(編集部・海江田宗)
・『PとJK』(3月25日公開)
三次マキによる、イケメン警察官と女子高生の結婚という斬新な設定の少女コミックを映画化。主演は恋愛映画初出演となる亀梨和也で、ヒロインは土屋太鳳が務める。『さよなら歌舞伎町』『ストロボ・エッジ』などの廣木隆一がメガホンを取る。
・『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)
士郎正宗のSF漫画「攻殻機動隊」の実写化にハリウッドスターのスカーレット・ヨハンソンを主演に迎えた作品。近未来を舞台に、脳以外は全身義体の少佐が指揮する捜査組織公安9課の活躍を描く。日本からビートたけしと桃井かおりが参加している。
・『無限の住人』(4月29日公開)
監督・三池崇史、主演・木村拓哉で沙村広明のマンガを実写化したアクション。不死身の剣士・万次(木村)と、復讐(ふくしゅう)のために彼を用心棒として雇った少女・凜(杉咲花)が壮絶な戦いに身を投じていく。オール京都ロケで撮影された作品には市川海老蔵、戸田恵梨香、福士蒼汰らが集結している。
・『兄に愛されすぎて困ってます』(6月30日公開)
ふられてばかりいた中でモテ期が到来した女子高生(土屋)、彼女に思いを寄せる血のつながらない兄(片寄涼太)、彼女の前に突然現れるセレブ研修医(千葉雄大)、そのほかのイケメン男子たちが恋の駆け引きを繰り広げる青春ラブストーリー。夜神里奈のコミックを『俺物語!!』などの河合勇人が実写化する。
・『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(8月4日公開)
不動の人気を誇る荒木飛呂彦の漫画を山崎賢人と三池監督のタッグで実写映画化。タイトルにある「第一章」の通り、シリーズ化を見据えた体制で製作が進行している。実写映画化発表時に原作者の荒木は、「満を持してというか、ついに実写映画化する運びとなりましたことは原作者として誠に光栄なことです」と喜びの言葉を寄せていた。
・『鋼の錬金術師』(12月公開)
“ハガレン”の愛称で親しまれる、荒川弘のコミックを『ピンポン』などの曽利文彦監督が日本の最先端の映像技術を駆使して実写映画化。主人公エドワード・エルリックは山田涼介(Hey! Say! JUMP)、鎧だけの存在であるエドワードの弟アルフォンス・エルリックは全編CGで描かれる。