多趣味な男・哀川翔、カブトムシにハマった理由を告白
俳優の哀川翔が12日、都内で行われた映画『ザ・コンサルタント』メンズ限定トークイベントに出席し、芸能界で長く活躍できる秘訣を熱く語った。
本作は、田舎の会計士と裏社会の掃除屋という2つの顔を持つ男クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)が、財務調査中にある大企業の不正を見つけたことで直面する、さまざまな危険に立ち向かう姿を描いたサスペンスアクション。
2面性を持ったクリスチャンのように、哀川は1984年に一世風靡セピアのメンバーとしてレコードデビューを飾ると、その後は俳優やタレント業、レーシングドライバーなど、30年以上に渡りさまざまなジャンルで活躍をみせている。「成功する論法なんてないと思うけれど、その日一日の仕事で出し惜しみしないでやり切ると、明日が見えてくると思う」と長く芸能界で活躍する秘訣を披露した哀川は「でも俺なんかは人の縁に恵まれていたよね。運が良かったよ」と振り返った。
そんな多趣味の哀川だが「若いころは、三日坊主でもいいから、何でも手を出すといいと思いますよ。そうすると年をとったときに、やり残したものはないかなって振り返るわけ。初めてやるものよりも、昔ちょっとでもやっていたものにチャレンジすると、すごくスムーズに入れるんだ」と語ると「(哀川の代表的な趣味である)カブトムシだって『子供ころ幼虫から成虫にしてないな』って思って始めたんだよ」と飼育のきっかけとなったエピソードを明かしていた。
また達筆でも知られる哀川は、モテる男になるための秘訣を書道で披露。半紙に記した文字は「気」。「人と付き合うのは表面的ではなく心が大切。気持ちをもって向き合わないとダメだよね」と客席の男性陣に熱いメッセージを送っていた。(磯部正和)
映画『ザ・コンサルタント』は1月21日より全国公開