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「逃げ恥」12月のギャラクシー賞受賞!誠実なセリフ評価

みくりさーーん! - 新垣結衣(写真は昨年10月撮影)
みくりさーーん! - 新垣結衣(写真は昨年10月撮影)

 昨年放送された新垣結衣星野源が共演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)が、「ギャラクシー賞12月度月間賞」を受賞した。選考を行った放送批評懇談会では、「この物語の核心は、平匡(星野)と、それに答えたみくり(新垣)の丁寧かつ誠実なセリフではないだろうか」と作品について評している。

【写真】みくりと平匡のウエディング姿

 選評では「丁寧かつ誠実なセリフ」が、「最終回、風呂場の扉を挟んだ内外での会話などに象徴的に表れていた」と分析。「原作者(海野つなみ)、脚本家(野木亜紀子)にエールを送りたい。契約結婚という設定から、結婚や夫婦の本質が浮かび上がってくるストーリー構成は見事だった。主人公2人のやり取りが、恋愛に不器用な現代人を巧みに表現していた」と選考理由を明かしている。

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 受賞に対してプロデューサーの峠田浩は「大変光栄です」と感謝。「このドラマでは『色んな生き方を肯定したい』という思いがありました」と説明しつつ、「生きていく上で縛られがちな『こうあるべき』という考え方を少し忘れて、その上で、人と人が真摯に向き合っていく」という思いがストーリーに込められていたとコメントしている。

 本ドラマでは、「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」 の主人公・みくり(新垣)が、恋愛経験のない独身サラリーマン・平匡(星野)と「仕事」 として契約結婚。「夫=雇用主」「妻=従業員」の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、妄想女子とウブ男が徐々にお互いを意識し出すというラブコメディーで、エンディングで流れる星野の楽曲「恋」にあわせてメインキャストが踊る“恋ダンス”もブームになった。(編集部・海江田宗)

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