リメイク版『スカーフェイス』脚本コーエン兄弟、監督候補も明らかに!
話題のリメイク版『スカーフェイス』の監督候補に、映画『最後の追跡』のデヴィッド・マッケンジー監督と『ペイトリオッツ・デイ(原題) / Patriots Day』(日本未公開)を手掛けたピーター・バーグが挙がっていることが明らかになった。The Hollywood Reporter ほか複数メディアが報じている。
本作は、ユニバーサル・ピクチャーズのもと、『マグニフィセント・セブン』でメガホンを取ったアントワーン・フークアが監督を務める予定だったが降板。新たに、上記の二人が候補に挙げられている。ピーター・バーグは『バトルシップ』、『ローン・サバイバー』をユニバーサルのもとで製作、さらに彼はデヴィッド・マッケンジー監督の『最後の追跡』を製作しているため、興味深い二人が候補に挙げられている形となった。
今作は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で一躍世界的に注目されたディエゴ・ルナを主演に据え、脚本はジョエル&イーサン・コーエンがこれまで執筆された脚本を改稿している注目作。
これまで、アーミテージ・トレイルによる同名原作は、ハワード・ホークス監督による1932年の『暗黒街の顔役』、さらにアル・パチーノ主演、ブライアン・デ・パルマ監督による1983年の『スカーフェイス』と、これまで2度映画化されてきた。
どちらの監督が選考されても、両者ともこれまで骨太な作品を手掛けてきた監督たちで、期待できる作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)