『デッドプール2』は『オデッセイ』脚本家が執筆中!
映画『デッドプール』続編の脚本を現在執筆しているのは、『オデッセイ』『クローバーフィールド/HAKAISHA』『ワールド・ウォー Z』の脚本家ドリュー・ゴダードだとColliderが報じた。
マーベル史上最も無責任で自己中なアンチヒーローを、過激な暴力と下品なジョークをたっぷり盛り込んでR指定(日本ではR15+)で描いた前作は大ヒットを記録。その成功の立役者である脚本家コンビ、レット・リース&ポール・ワーニックが続編も手掛けていたが、現在はゴダードがその仕事を引き継ぎ、主演のライアン・レイノルズと共に脚本に取り組んでいるという。
リース&ワーニックがどれだけ仕上げた状態でゴダードに引き継いだのかは不明だが、ゴダード自身アメコミへの造詣は深く、彼こそがドラマシリーズ「Marvel デアデビル」を実現させた人物。監督も務めたホラー『キャビン』の評価も高く、『スパイダーマン』シリーズの悪役たちを主人公にしたソニーのスピンオフ映画『ザ・シニスター・シックス(原題) / The Sinister Six』で監督・脚本に決まったこともあった(2016年11月11日の全米公開を予定していたが、その後のソニーとマーベルの提携で棚上げに)。
『デッドプール』続編については、主演のライアンとクリエイティブ面での意見の相違があったとして、前作のティム・ミラー監督が降板し、作曲家のトム・ホルケンボルフもそれに続いていた。新たな監督に決まったのは、『ジョン・ウィック』の共同監督デヴィッド・リーチ。撮影はこの夏を予定している。(編集部・市川遥)