『ギルバート・グレイプ』ジョニデ&ディカプリオの母親役女優が死去
映画『ギルバート・グレイプ』でジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオ演じる兄弟の肥満の母親役を務めたダーレン・ケイツさんが26日(現地時間)、69歳で死去した。訃報を受け、ディカプリオは「ダーレンは最高の母親でした」と追悼メッセージを寄せている。
ダーレンさんの家族はFacebookで、「最愛の妻であり母、ダレーン・ガスリー・ケイツが天に召されました。突然の出来事でしたが、3月26日の日曜日の朝、彼女は安らかに眠ったまま息を引き取りました」と発表。その訃報を知ったディカプリオは「これまで演じてきたなかで、ダーレンは最高の母親でした。彼女の愛らしい性格と、素晴らしい才能は、彼女を知る人、そして彼女の作品を愛する人の思い出の中で生き続けることでしょう。彼女のご家族に心よりお悔やみ申し上げます」とFacebookにつづり、別れを偲んだ。
名匠ラッセ・ハルストレムが家族の絆を描いた『ギルバート・グレイプ』で映画デビューを果たしたダーレンさん。同作は、今となってはハリウッドの大スターとなったデップとディカプリオの豪華共演作としても知られている。ディカプリオは本作で初めてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたこともあり、彼の俳優人生を振り返るうえではずせない作品になっている。(編集部・石神恵美子)