「エヴァ」新作は鋭意制作中!公式Twitter報告でファン歓喜
「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親である庵野秀明監督が代表を務める株式会社カラーの公式Twitterアカウントが5日、「『シン・エヴァ』の打ち合わせ。鋭意制作中です! 」とつぶやき、反響を呼んでいる。大ヒットシリーズの完結編とされ、ファンが心待ちにしている『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の本格始動を匂わせるツイートは瞬く間に拡散され、「ずっとずっと待ってました」「最高なエヴァを私たちに」「生きる楽しみが増えました」など喜びの声が寄せられた。
映像企画・製作会社である株式会社カラーのアカウントはこの日、「『シン・エヴァ』の打ち合わせ。鋭意制作中です! 」というコメントと、紙の資料が机に並べられた会議室の白黒写真を投稿。奥にゴジラのフィギュアが置かれているこの写真はよく見るとボカシ加工が施されており、『シン・エヴァ』に関することがその資料には記載されているのかもしれない。
庵野監督によるオリジナル原作で1995年~1996年にかけてテレビ放送され、社会現象となった人気アニメを、最先端の映像と音楽で再構築し、新たな展開も描いている『新劇場版』4部作。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)はいずれも大ヒットを記録しており、シリーズ完結作といわれる『シン・エヴァ』の公開を待ち望むファンは多い。
2015年に自身のホームページで『シン・ゴジラ』の総監督・脚本を手がけることを発表した際に庵野監督は、「エヴァ:Qの公開後、僕は壊れました。所謂、鬱状態となりました。6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした」と並々ならぬ情熱を「エヴァ」に注ぎ込んでいることを明かし、2016年に行われた『シン・ゴジラ』の完成報告会見でも、「最初に謝っておきたいことがありまして。本当に今、エヴァのファンにはお待たせしております。本当に申し訳ない」と謝罪していた。待ちに待った新作を鋭意制作中だという庵野監督を、多くのファンが応援している。(編集部・海江田宗)