倉木麻衣、『コナン』で感極まり涙
歌手の倉木麻衣が1日、都内で行われた映画『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』大ヒット記念パーティーに着ぐるみのコナンと登場。本作の主題歌「渡月橋 ~君 想ふ~」を担当し、アニメ「名探偵コナン」とのコラボが通算21作目となった倉木は、鑑賞中に感極まり、思わず涙したことを打ち明けた。
劇場版21作目の本作は、江戸川コナン(工藤新一)と服部平次、東西の高校生探偵がタッグを組み、大阪・京都で起きた百人一首の団体「皐月会」をめぐる爆破事件と殺人事件、二つの事件に関わる恋歌に秘められた謎を追いかけるミステリー。
公開47日間で観客動員数500万5,000人、興行収入64億1,900万円(東宝調べ)を突破し、シリーズ歴代最高記録を5年(5作)連続で更新する快挙を成し遂げており、この日は大ヒットを祝い、発声、拍手などが可能な応援上映が開かれた。そして、上映後に約500人の観客が主題歌を大合唱する中、倉木がサプライズ登場。合唱に加わり、観客を驚かせた。
歌唱後、倉木は「大ヒットおめでとうございます。一夜限りの試写会にお招きいただきましてとってもうれしいです」と笑顔を見せると、応援上映も観ていたことを明かし、「初めて応援上映に参加させていただいたんですけど、『名探偵コナン』だけに、“こんな”感じなんだぁって……」と考えてきたダジャレを披露し、会場を沸かせた。さらに、「皆さんの『ふぅ~!』とかいうリアクションがすごくて、最初はストーリーがなかなか入ってこなかった」とぶっちゃける場面も。しかし、「毛利小五郎さんがネクタイを外すときに『ふぅ~!』ってなった」と意外な萌えポイントを紹介すると、「その瞬間にわたしもそういう気持ち(になりました)!」と観客と一体になれたことをうれしそうに報告していた。
また、本作を映画館で鑑賞した際、「最後、『渡月橋』が流れているときに、製作チームと一緒に作ってよかったなぁという気持ちと、今まで『名探偵コナン』とご一緒させていただいた思い出が蘇ってウルウル泣いてしまいました」と吐露し、思い入れの強さをうかがわせた。
その後、コナンに向けて感謝を述べると、自ら描いたイラストをプレゼント。コナンや蘭のほか、自身のキャラクターが描かれており、「普段からイラストは描いているんですけど、初めてコナンたちを描かせていただきました」と照れ笑い。とはいえなかなかの腕前でコナンも大喜びだった。(取材/錦怜那)
映画『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』は公開中