菊地凛子、ママになって映画舞台あいさつ初登場!夫は染谷将太
女優の菊地凛子が24日、都内で行われた映画『ハイヒール~こだわりが生んだおとぎ話』初日舞台あいさつに登壇した。昨年10月、第1子が生まれたことを夫で俳優の染谷将太がオフィシャルサイトで発表してから、菊地が日本での映画舞台あいさつに登場したのは今回が初めてとなる。この日は、小島藤子、玄理、谷口蘭、イ・インチョル監督も来場した。
本作は、人間の果て亡き欲望によって滅びかけた世界を救うため、自らアンドロイドになった人々が暮らす近未来を舞台に、再び欲望が芽生え、人間らしさを取り戻してしまったアンドロイドたちの姿を、アニメーションと実写でポエティックに描いたファンタジー映画。30分の単独作品として全国公開する異例の“時短映画”だ。
菊地は、全身シャネルの衣装に身を包んで現れると、「舞台あいさつにお越しいただきありがとうございます。この場所に立てて大変光栄です」とあいさつ。ジェンダーレスな靴職人Kai役については、「中性的な人物を演じることを大事にした」そうで、「体の位置や光の影で男性にも女性にも見えるようにこだわりました」と振り返った。
また、本作の衣装の一部はシャネルが特別協力しており、2007年からシャネルのクルーズ・コレクション広告のモデルを務める菊地は、「シャネルさんとは長く関係を続けさせてもらって、こうして映画の中で着られる機会を与えてもらってうれしいです」と笑顔。MCから「産後とは思えない素晴らし過ぎるスタイル」と褒められると、「ありがとうございます」とはにかんだ。
作品にちなんで自身の“こだわり”について尋ねられると、菊地は「食べ物ですかね、1日の最後は絶対においしいものを食べたいので、自分の好きなものを食べます」と紹介。さらに「リッチに聞こえるかもしれないですけど、おいしいお寿司を食べたくて北海道まで行ったことがあります」とも明かし、観客を驚かせていた。(取材/錦怜那)
映画『ハイヒール~こだわりが生んだおとぎ話』は公開中