広瀬すず“響ちゃんヘア”がかわいい 髪ばっさりショートに
主演・生田斗真、ヒロイン・広瀬すずの映画『先生!』の撮影が昨年11月中旬、千葉県の館山高校で行われ、役づくりのためショートヘアになった広瀬の姿がお披露目された。
本作は、映画化もされた「青空エール」「俺物語!!」などで知られる河原和音が手掛け、1996年から2003年まで別冊マーガレットで連載された同名少女コミックの実写化。ぶっきらぼうな性格だが生徒思いな高校教師・伊藤貢作(生田)と、彼に生まれて初めての恋をする女子高生・島田響(広瀬)の不器用な恋愛模様を描く。
この日、撮影されたのは、広瀬ふんするヒロイン・響が教室で居残りをしているところに、生田ふんする伊藤がやってきて、二人きりで会話するシーン。生田はキラキラ感を封印したメガネ&ワイシャツ姿、広瀬はこれまでよりも短いキュートなショートヘアに制服姿で、それぞれ原作キャラクターのビジュアルに近づけた。
メガホンを取るのは『陽だまりの彼女』『ホットロード』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など、青春・恋愛映画の名手として定評のある三木孝浩監督で、撮影中も監督が二人に細かく指示を出し、それを真剣な表情で聞く二人の姿が見受けられた。
この日は撮影が始まってまだ4日目だったが、濱名一哉プロデューサーは「生田斗真さんと広瀬すずさんの年齢差もちょうど良いのか、良い空間の中で二人とも撮影に臨んでいます」と手応え十分。
「広瀬さんと(響の親友)浩介役の竜星涼さん、千草役の森川葵さんの3人も想像以上にすぐ仲良くなって、3人で写真を撮ったりしていました。友達同士のようでもあり、兄弟のようでもあります」と撮影現場の様子を明かす。
また、初共演となる生田と広瀬の相性もバッチリのようで、「生田さんは、おととい現場入りした際にも広瀬さんのことをとても褒めていて『日本映画界が広瀬すずを求める理由がわかる』と言っていました。リハーサルを何度か重ねている中で、どういうふうにお芝居を作ってきているか、本人同士が一番わかるのではないかと思います」と証言。
生田にとっては、同じく三木監督がメガホンを取った『僕等がいた』以来5年ぶりの恋愛映画主演となるが、「三木監督に対する安心感もあるみたいですし、『久々のラブストーリーだね』と。もともと生田さんは兄貴分というか、座長気質な一面がある方なので、先生役はすごく向いていると思います。みんなを引っ張っていくタイプですね」と厚い信頼を寄せた。(編集部・中山雄一朗)
映画『先生!』は10月28日より全国公開