佐々木希が「セックス依存症」の難役に挑む理由
女優の佐々木希が自身のInstagramで、今秋配信されるHuluオリジナルドラマ「雨が降ると君は優しい」で「セックス依存症」という難役に挑む理由を明かした。
佐々木が演じるのは、元作家志望の月刊文芸誌副編集長・立木信夫(玉山鉄二)の妻で、なぜかまぶしく晴れた日に抗えない衝動を覚えて見知らぬ男と肉体関係を持ってしまう老人ホームの介護助手、彩。互いに深く愛し合い、家庭に何一つ不満がないにもかかわらず心の病を抱える役どころに、「約一年前にオファーを頂いた時に台本を読ませていただき、性嗜好障害という依存症を抱えている役を共感こそは出来ませんでしたが私が演じる彩という人が儚くて大変愛おしく、もっと奥を知りたいと思いました」と出演の経緯に触れる佐々木。
本作の脚本を「101回目のプロポーズ」(1991)、「高校教師」(1993)、「家なき子」(1994)など社会現象を巻き起こす大ヒットドラマを連発してきた野島伸司が手掛けていることから、「頂いた台本の先をどうしても見たい気持ちと、元々野島さんの作品の世界観が好きでしたので、オファーを受ける事を決意しました」という。
すでに最終話までの台本を読んでいると言い、「涙が溢れ出てしまって…胸が苦しくなりました」と野島が描いた夫婦愛に感銘を受けた様子で「最後まで体力、集中、どちらも切らさず一生懸命に…走りたいと思います!」と意気込みを新たにしている。(編集部・石井百合子)