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山田孝之主演で「ハード・コア」映画化!共演に佐藤健×荒川良々

顔ぶれ濃すぎ……!
顔ぶれ濃すぎ……! - (C)2018「ハード・コア」製作委員会  配給:KADOKAWA

 狩撫麻礼(作)・いましろたかし(画)の漫画「ハード・コア-平成地獄ブラザーズ」が、ドキュメンタリードラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」(2015)、「山田孝之のカンヌ映画祭」(2017)などの山田孝之主演・山下敦弘監督コンビにより『ハード・コア』のタイトルで映画化される。山田演じる群馬の山奥での怪しい活動家の埋蔵金掘りを生業とするアウトローを主人公にした物語で、弟役に佐藤健、友人役に荒川良々が決定している。

【写真】山田孝之が佐藤健と共演した2015年の映画

 かねてからの愛読書に対し「全くどうしようもなく不器用な男の生き様を見ていると、イライラしてくる。でも嫌いになれない。この男の不器用さは自分に足りない部分なのでは? とすら思えてくる。そして男たちの結末に、僕は泣いた。それはきっと、曲がった世界を真っ直ぐ生きる男の姿、そこに間違いなく憧れがあるからだろう」と思い入れを語る山田。本作では、主演のほかプロデューサーも兼任する。

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 主な登場人物は、世間になじめない権藤右近(山田)と、彼が唯一心を許し同じ埋蔵金掘りの仕事をする牛山(荒川)、権藤の弟でエリート商社マンの左近(佐藤)。3人が、現代科学すら凌駕しかねないほどの高性能を備えた一体の古びたロボットを発見したことから、その力を利用して巨額の埋蔵金を手に入れようとするさまを追う。

 『バクマン。』(2015)、『何者』(2016)などで共演してきた山田のファンだという佐藤は「山田孝之との兄弟役と聞き2秒で出演を決めた」そうで、山田と同じく原作ファンである荒川は原作を「自分が生きてくうえでのバイブル」と称し、初参加となる山下組に「死ぬ気でやります!」と気合い十分。

 山田の盟友である山下監督は、「山田孝之の口から『山下さん『ハード・コア』って読みました?』っていう言葉が飛び出して早5年。もうこれはやらねばというか、やる運命というかハッキリ言って使命にも似た境地です」と山田との再タッグへの覚悟を語り、「初めて読んだのは確か23歳くらいの頃。とにかく興奮しっぱなしで、自分の描きたいこと、描くべきことが全て詰まっていると感じました」と原作に衝撃を受けた過去を明かした。

 撮影は8月上旬から9月頭にかけて都内近郊で行われる予定。(編集部・石井百合子)

映画『ハード・コア』は2018年全国公開

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