山崎賢人が全然見えない…シュールすぎる『斉木楠雄のΨ難』映像
山崎賢人(「崎」は「たつさき」)が主演を務める映画『斉木楠雄のΨ難』(さいきくすおのさいなん)より、監督・脚本を務めた福田雄一がディレクションした、あまりにもシュールな劇場幕間映像が公開された。
原作は、週刊少年ジャンプで連載中の麻生周一による人気ギャグコメディー。生まれながらに持ったとんでもない超能力を隠して生きる主人公・斉木楠雄(山崎)が個性的なクラスメイトたちと過ごす学園生活を描く。
本作のメガホンを取った福田監督によって製作された3種類の幕間映像は、主演の山崎が楠雄にふんし、映画の告知をするというもの。1つは、もはや誰なのかわからないほど遠く離れた廊下の端から楠雄が話しかけてくるもの。また1つは、楠雄が体育館でバスケのシュートに挑むのだが、30秒間に8本のシュートを放ちながら、1本も決められないという残念なもの。そしてもう1つは、教壇に立って話をする楠雄の前を大量のクラスメイトが行き来し楠雄の姿が確認しづらいもの。
けっきょくは3本とも楠雄をきちんと見られない……という本作らしい出来栄えだ。そんなシチュエーション自体のシュールさはもちろんのこと、それぞれに用意された「だいぶ遠いですが、本物の山崎賢人です」「ボールは入らなかったけど、お客さんは入ってほしいな。山崎賢人です」「物凄く邪魔が入りましたが、山崎賢人は見えたかな?」などという遊び心あふれるセリフも楽しい。(編集部・小山美咲)
映画『斉木楠雄のΨ難』は10月21日より全国公開