実写『ジョジョ』に吉良吉影の存在!第二の爆弾“シアーハートアタック”映像も
現在公開中の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』より本編映像が公開され、荒木飛呂彦の原作漫画でカリスマ的人気を誇る悪役「吉良吉影」の存在が同作でも確認できることが明らかになった。今回披露されたのは、吉良吉影のスタンド・キラークイーンの“第二の爆弾”として知られる「シアーハートアタック」の映像だ。
スタンドと呼ばれる特殊能力を持つ高校生・東方仗助(山崎賢人)が、彼が住む街・杜王町で起きる変死事件をはじめとする奇怪な出来事に踏み込んでいくさまを描いた本作。原作は、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの中でも第4部こと「ダイヤモンドは砕けない」。
吉良吉影とはその第4部で、生まれながらの殺人衝動を持ち、手の綺麗な女性を48人も殺してきた連続殺人鬼として暗躍するキャラクター。だが彼自身は平凡なサラリーマンとして静かに暮らすことを望んでいるという矛盾も抱えており、目立たず劣らずの3位をちょうどよいとし、時に几帳面な一面を見せるなど人間くささもあふれる行動で、単なる「悪者」に収まらない魅力的なキャラクターとしてファンから親しまれている。
今回披露された本編映像では、彼に関連していると推測される女性の美しい手と矢が入った紙袋が置いてある部屋、そして吉良吉影のスタンドの能力で、熱を感知して自動追尾する爆弾「シアーハートアタック」が動き回る姿が。そして標的を定めたシアーハートアタックの動きに、危機を察知した虹村形兆(岡田将生)が「ぼさっとしてんじゃねえぞッ!」と叫ぶ姿も見ることができる。
またそのほかにも、役づくりの一環で石を食べて挑んだとジョークを飛ばしていた山田孝之が演じたアンジェロがまさに岩になっていく映像や、康一(神木隆之介)のスタンドが目覚める瞬間の映像なども公開された。(編集部・井本早紀)