オスカー女優ケイト・ブランシェット、イーライ・ロス新作出演か
アカデミー賞主演女優賞と助演女優賞で2度オスカーを手にしているケイト・ブランシェットが、『ホステル』などのイーライ・ロス監督の新作映画『ザ・ハウス・ウィズ・ア・クロック・イン・イッツ・ウォールズ(原題) / The House With a Clock in Its Walls』への出演交渉に入ったと The Hollywood Reporter などが報じた。
作家ジョン・ベレアーズによる1973年のゴシックホラー小説「壁のなかの時計」を基に映画化。主人公は孤児となった少年ルイスで、両親が亡くなったことにより、大柄で優しい魔法使いの叔父ジョナサンの家に移り住むことになる。しかし、この家の前の持ち主は邪悪な魔法使いで、家の壁のどこかに世界の終わりに向かって時を刻む時計が埋め込まれているらしい。世界を破滅から救うため、早急に時計を止める手段を探し出すというストーリー。
ジョナサン役を『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックが務めることがすでに決まっている。ケイトはもし交渉がまとまれば、ジョナサンの隣人で親友のミセス・ジマーマンを演じることになるそうだ。
プロデュースは『ホワイトハウス・ダウン』のブラッドリー・J・フィッシャーとジェームズ・ヴァンダービルト、テレビシリーズ「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」のエリック・クリプキが担当。スティーヴン・スピルバーグの制作会社アンブリン・エンターテインメントのもとで製作する予定。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)