ジョン・キャメロン・ミッチェルの新作が12・1世界最速公開
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2001)などのジョン・キャメロン・ミッチェル監督の新作映画『How to Talk to Girls at Parties』が『パーティで女の子に話しかけるには』の邦題で12月1日より世界最速公開されることが決定。併せて予告編が公開となった。
【動画】エル・ファニングが異星人に!『パーティで女の子に話しかけるには』予告編
ニール・ゲイマンの小説に基づく本作はパーティで出会った少年少女の逃避行を描くファンタジックな青春ラブストーリー。少年エンは偶然もぐりこんだパーティで、反抗的な瞳が印象的なザンと大好きなセックス・ピストルズやパンク・ファッションの話で意気投合し、たちまち恋に落ちる。しかし、何とザンは遠い惑星からやって来た異星人で、2人に残された時間はわずか48時間だった……。
魅惑的な異星人ザン役に『マレフィセント』(2014)、『20センチュリー・ウーマン』(2016)などのエル・ファニング、内気なパンク少年エン役に、第69回トニー賞で「夜中に犬に起こった奇妙な事件」の演技で主演男優賞を受賞したアレックス・シャープ。若きパンクロッカーたちを仕切るボス的存在にニコール・キッドマンがふんし、はじけた演技を披露する。
予告編では、1977年のロンドンを舞台に、内気だったエンが遠い惑星からやって来たザンと出会い恋に落ち、成長していく姿が映し出される。「あなたの体好きよ、バターの匂い」とエンの顔をなめ、「あなたの世界は美しくもカラフルでもない。でもいとおしい世界ね」と地球の素晴らしさを口にするザンのエキセントリック&キュートな言動、「食べて踊って恋をする。もがいてもブザマでもこれが俺たちだ」とアイデンティティーを形成していくエン、そして涙ながらのキスシーン……。躍動感あふれる恋模様に加え、ニコールの強烈なパンク・ファッションも鮮烈な印象を残す。
製作国のイギリスとアメリカでは来年公開予定。今年10月には「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の舞台がオリジナルキャストで上演。併せて、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督の本作の来日プロモーションも決定している。(編集部・石井百合子)
映画『パーティで女の子に話しかけるには』は、12月1日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開