松岡茉優が泣きながら熱唱!大暴走の主演ラブコメ『勝手にふるえてろ』予告編
松岡茉優が映画初主演を務めるラブコメディー『勝手にふるえてろ』(12月23日公開)の予告編が公開され、松岡演じる恋愛に臆病なヒロインが泣きながら熱唱する印象的なシーンがお披露目された。
原作は、19歳で芥川賞作家となった綿矢りさの恋愛小説。24歳まで片思いしか恋愛経験のないOL・ヨシカ(趣味は絶滅した動物をパソコンで調べること)が、突然交際を申し込んできた職場の同期の二との“リアル恋愛”に乗り切れず、“脳内片思い”を10年続けている中学の同級生・イチと再会するために同窓会を計画する。2人の彼氏、理想と現実、どっちも欲しいし、どっちも欲しくない……というネジ曲がった乙女心を持つヨシカが、もがき苦しみながら本当の自分を解き放っていくさまを描く。
公開された予告映像は、ニとイチ、2人の男性の間で揺れ動くヨシカを映し出す。「やっぱり1人に絞ります」と宣言したヨシカが「絶滅すべきでしょうか? ねえアンモナイト、生き抜く術を教えてよ」と強烈なインパクトの歌を屋外で歌う場面をはじめ、泣いて、笑って、叫んで……心の声を隠さないヨシカの暴走する恋の行方が気になる仕上がりになっている。
メガホンを取るのは『恋するマドリ』などで知られる大九明子。主人公・ヨシカを演じる松岡は、本作でコメディエンヌとしての才能を存分に見せつける。2人の“彼氏”には、黒猫チェルシーのボーカルであり、役者や映画監督としても独特の存在感を放つ渡辺大知と、DISH//でボーカル・ギターを務め、『君の膵臓をたべたい』『恋と嘘』など話題作への出演が続く若手俳優・北村匠海。渡辺が“現実の彼”二を、北村が“脳内の彼”イチを演じる。(編集部・小山美咲)