「直虎」政次、追悼CDが予約殺到で追加生産
20日に放送されたNHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、高橋一生演じる小野政次が壮絶な最期を迎えた。Twitterなどには“政次ロス”の声があふれたが、政次の追悼CDには放送の翌日からレコード店やインターネットでの予約が殺到し、初回盤が追加生産が急遽決まったことが明らかになった。
この追悼CDは『海街diary』の音楽を担当したことで知られ、本ドラマの音楽も手がけている作曲家の菅野よう子が、事前に「直虎」の台本を読んであまりの衝撃に早々と“政次ロス”になり、CDの内容、写真のセレクト、デザイン、仕様含め、自ら企画立案したもの。「本当に政次を愛する人と共に哀悼の意を捧げたい」という気持ちが込められている。
アルバムは政次の幼名・鶴丸にちなんだのか「鶴のうた」と題されており、政次が生を全うするまでを全14曲で描いている。政次(高橋)自身の朗読による辞世の歌と幼少から親しんだ禅語「百尺竿頭進一歩」、菅野の音楽でつづる涙の追悼企画で、初回仕様では「小野政次フォトブック『政次 命』(全24ページ)」が封入されている。
柴咲コウが主演を務める「おんな城主 直虎は、戦国時代に男の名で家督を継いだ井伊家の女当主・井伊直虎の姿を描いた作品。政次は直虎の幼なじみとしてその人生に大きな影響を与えたキャラクターで、人気俳優の高橋が演じたこともあり抜群の人気を誇っていた。(編集部・海江田宗)
「NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 緊急特盤 鶴のうた」は発売中(2,500円+税)