『スター・ウォーズ』初代ダース・ベイダー俳優、年内で引退
体格の良さで映画『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダー役に抜てきされた俳優デヴィッド・プラウズが、今年限りで引退することをFacebookで発表した。
デヴィッドは「残念ですが、健康上の問題のため、2018年1月以降、公式の場、およびコンベンションへの出席をしないことをお知らせいたします」とつづり、ファンを驚かせた。その後、彼のエージェントが Alliance Agents の公式Facebookでこれを認めている。「残念ながら、健康上の理由でデヴィッド・プラウズは年内で引退します。彼のご家族からは、これ以上コンベンションの予定を入れないようにとの要望がありました。すでに決まっている、行きやすいイベントには顔を出す予定ですが、欠席するイベントも出てくるものと思われます。欠席となっても、デヴィッドのご家族の希望であることを理解し、尊重してくださるようお願いいたします。今後、イベントへの出席の問い合わせは受け付けません。デヴィッドは長年の友人で、彼のイベント出席の日々が終わりを迎えることは残念ですが、彼の健康と幸せを第一に考えなければなりません」とつづっている。
デヴィッドは『スター・ウォーズ』オリジナル3部作でダース・ベイダーを演じたが、声が邪悪さに欠けているとの理由で、ジョージ・ルーカス監督はジェームズ・アール・ジョーンズを声優に起用。『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』でダース・ベイダーがマスクを外したシーンでは、デヴィッドではなくセバスチャン・ショウがベイダーを演じた。その後デヴィッドはLucasfilmともめたらしく、同社が関わっている公式イベントからは出入り禁止になったとComicbook.comは報じているが、一般のファン・コンベンションでは大人気だったようだ。
今後はデヴィッドの公式ホームページからのみサインを購入することができるという。(澤田理沙)