すごッ!『ワイルド・スピード』ゾンビカー衝撃の撮影方法が明らかに!
シリーズ最大のヒット作となった映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』の10月6日に発売されるブルーレイ&DVDから特典映像が一部公開され、“ゾンビカー”こと運転手抜きで動く車を驚きの方法で撮影していたことが明らかになった。
高級車や名車が続々と登場し、迫力満点のカーアクションが繰り広げられるヒットシリーズの最新作にして、完結編3部作の第1弾である本作は、ヴィン・ディーゼルふんする主人公ドミニクの裏切りによって、強固な絆で結ばれていたファミリーが崩壊の危機にひんするさまを描く。
この度公開されたのは、シリーズを重ねるごとに進化を遂げるカーアクションの撮影方法をスタッフが明かすインタビュー映像の一部。本編でシャーリーズ・セロン演じるサイバーテロリストのサイファーがハッキングで車をゾンビのように操作するアクションシーンの裏側が明らかに。その名も“ゾンビカー”とは運転手抜きで動く車を意味し、リアリティーを損なわないようにCGを極力使わず、それを実現するためには無人のように見せかけて車を操作しスタントを行う必要があった。
スタッフたちが試行錯誤を重ねた結果、なんともアナログかつ驚きの方法で撮影が行われていたのだ。それは実際に、運転席のシートに人が入って運転するという、ドライバーがまるで着ぐるみのような姿となって運転することだった。このメイキング映像では、カーシート姿となったドライバーたちがなんとも愉快なポーズまで披露してくれている……。こうして、駐車中の車が勝手に動き出したり、展示場から飛び出したりと、無人で動く車“ゾンビカー”たちのスペクタクルアクションが実現したのだった。
なお、DVDには本映像のほかにも、アメリカと国交正常化したばかりのキューバでのロケについて語る「キューバ魂」や、本シリーズファン必見の「ファミリー」など約74分に及ぶ特典映像が収録されている。(編集部・石神恵美子)
『ワイルド・スピード ICE BREAK』ブルーレイ&DVDは10月6日発売(3,990円+税)、レンタル同日開始