川崎の工場夜景で『ブレードランナー』一夜限りの盛大イベント!樋口真嗣監督も参戦!
SF映画の傑作『ブレードランナー』(1982)の続編『ブレードランナー 2049』が10月27日に公開されるのに先駆けて、川崎臨海部の工場夜景に囲まれた広大な異空間でファンのためのプレミアムパーティーが10月21日に開催される。今回新たに『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督がトークショーに参戦することが明らかになった。
新旧ブレードランナーがタッグ!『ブレードランナー2049』予告編
前作で描かれたロサンゼルスの近未来の風景は、川崎の工場夜景にインスパイアされたといううわさがあるほど、『ブレードランナー』の世界観を体験するには絶好のロケーションでの開催となる本イベント。普段は一般人が立ち入ることのできない場所だが、今回特別に許可が下りたことで実現可能となっただけに、かなり貴重な機会と言えそうだ。
イベントは、LiLiCoを司会に、樋口監督や映画ライターの高橋ヨシキら日本屈指の語り部たちによる奥深すぎるトークショーに、国内トップのDJたちが本作の世界観をサウンドと映像を駆使して表現するパフォーマンス、そして新作『ブレードランナー 2049』の最新予告編やファン必見の秘蔵映像一挙公開という、主に3つの要素から成っている。
そのほかにも、気鋭のクリエーターたちが神秘的な工場夜景をキャンバスに会場全体を『ブレードランナー』をテーマにした一つのメディアアート作品に仕立て上げるという。具体的な演出内容として、前作に登場した日本食屋台のようなエキゾチックな飲食ゾーンが再現されたり、10機以上の高性能プロジェクターで周囲に林立する石油タンクなどに『ブレードランナー』を彷彿させる映像投射、さらにはドローン数機を飛ばして、上空から光の演出で“宇宙空間”を表現したりするという。映画のみならず、アート全般に大きな影響を与えた本作ならではの企画と言えるだろう。(編集部・石神恵美子)
「ブレードランナー・プレミアムパーティー」は川崎市臨海部にて10月21日17:30~22:00開催予定(入場料6,750円~、※チケットはクラウドファンディング・CAMPFIREを通じて発売)