『パシフィック・リム』続編、森マコが新世代のパイロットたちを率いる!
映画『パシフィック・リム:アップライジング(原題) / Pacific Rim: Uprising』のあらすじが発表され、前作『パシフィック・リム』でパイロットとなった森マコ(菊地凛子)が、それから10年がたった2035年を舞台にした続編では新世代の若きパイロットたちを率いる存在となっていることが明らかになった。
【画像】『パシフィック・リム』続編、新世代主人公&イェーガーの姿!
『パシフィック・リム』は、深海の裂け目から突如として現れた怪獣を倒すべく、人型巨大兵器イェーガーを操縦するパイロットたちの活躍を描いたSFアクション。続編で主演を務めるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のジョン・ボイエガ。環太平洋防衛軍のスタッカー・ペントコスト司令官(イドリス・エルバ)の息子ジェイク役だ。
スタッカーは幼くして孤児になったマコを養子として迎えており、マコとジェイクは姉弟ということになる。ジェイクもかつては将来を嘱望されたパイロットだったが父への反抗からトレーニングを辞め、現在は盗品の売買で生計を立てる日々……。父子がうまくいかなかった理由について、ボイエガは「なぜなら、スタッカーの関心や信頼は彼よりもマコに寄せられていたからだ」とEW.comに説明している。
しかし、怪獣がもたらす危機が迫る中、ジェイクに父親の期待に応える最後のチャンスを与えるのが、若きパイロットたちを率いる存在となったマコその人。ジェイクは訓練生時代の友であるランバート(クリント・イーストウッドの息子であるスコット・イーストウッド)とペアを組み、前作の主人公ローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)とマコが搭乗していた「ジプシー・デンジャー」をアップグレードした後継機「ジプシー・アベンジャー」に乗り込むことになる、というストーリーだ。
ボイエガは「本作の怪獣たちはずっと知的で、前作でのヤツらの破壊行為はテストに過ぎないんだ。深海の裂け目は閉じたように思えたけど、裂け目を通ることだけが彼らが地球にやってくる方法というわけじゃない。ヤツらの計画はもっと明確なものになっている。ジェイクはそれに対して新たな防御を築くチームを率いるんだ」と新たな怪獣&自身の役どころを説明した。
前作のギレルモ・デル・トロ監督に代わってメガホンを取ったのは、ドラマ「Marvel デアデビル」のスティーヴン・S・デナイト監督。科学者コンビ役のチャーリー・デイ&バーン・ゴーマンが続投するほか、中国人女優ジン・ティエン、日本人俳優の新田真剣佑ら新キャストも登場する。全米公開は2018年3月23日。(編集部・市川遥)