「虹色デイズ」実写映画化!佐野玲於×中川大志×高杉真宙×横浜流星“4人とも主演”
「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、アニメ化もされた水野美波による少女コミック「虹色デイズ」が、実写映画化されることが発表された。人気若手俳優の佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星が主要キャラクターを演じ、“4人ともに主演”のカルテット主演映画として、2018年夏に公開される。
「虹色デイズ」は、少女コミック誌で連載されていたにもかかわらず、男子高校生4人組が主人公という異色な設定で人気に。累計発行部数は300万部を突破し、2016年にはテレビアニメも放送された。性格も趣味もバラバラだがいつもつるんでいる、ちょっとおバカでお騒がせなイケメン男子高校生たちの友情と恋を描く青春ストーリー。実写映画は『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズや『大人ドロップ』などの飯塚健監督がメガホンを取り、『君に届け』の根津理香とともに脚本も担当する。
ピュアで元気な愛されキャラで、同級生の杏奈に片想いする“なっちゃん”(羽柴夏樹)を GENERATIONS from EXILE TRIBE のパフォーマーとして活躍する佐野玲於、チャラくて女好きなモテ男“まっつん”(松永智也)を『きょうのキラ君』『ReLIFE リライフ』で主演を務めた中川大志、秀才で超マイペースなオタクの“つよぽん”(直江剛)を今年は映画6本に出演、第9回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞に輝いた高杉真宙、いつもニコニコ実はドSな“恵ちゃん”(片倉恵一)を『キセキ -あの日のソビト-』や『オオカミ少女と黒王子』などの横浜流星が演じる。
実写化を受け、原作者の水野は「感謝の気持ちでいっぱい」とのこと。「この漫画は個性が強い二次元的なキャラクター達ばかりなのですが、きっと三次元でも変わらず楽しくわいわいアホなことをするんだろうなぁと思っております。観てくださる方にとって、共感だったり、憧れだったり、懐かしさだったり、それぞれ好きな気持ちで楽しめる映画になればいいなぁと思います」と期待をふくらませている。(編集部・小山美咲)
以下、キャスト・監督コメント
<佐野玲於 なっちゃん(羽柴夏樹)役>
今回『虹色デイズ』で夏樹役を演じさせていただくことになり
果たして自分で務まるのかという不安はあるのですが
普段のアーティスト活動とは違いお芝居の世界ではまだまだ経験が少ないので、
監督や周りのキャストの皆さんから色々なことを吸収しながら、
『虹色デイズ』が大切にしている友情や色あせない日常を表現していけたらと思います。
原作がたくさんの方に愛されているように、映画の方でもよりたくさんの方々の胸に響くような作品にできるよう、
精一杯頑張ります。
<中川大志 まっつん(松永智也)役>
初めて原作を読んだ時に笑撃を受けた、
少女漫画なのにシュールに描かれる主人公の男子4人のやり取りを、
映画でも、より生っぽく表現できたら良いなと思っています。
友情や、恋愛、時に噛み合わない何らかのぎくしゃくとか、
もやもや、そんな学生時代に誰しも感じたことのあるような、
矢印がたくさん交差する人間関係を、同世代の皆さんと刺激し合いながら丁寧に作れたらなと思います。
たくさん笑って、胸キュンしてもらえるカラフルな映画になると思います!
<高杉真宙 つよぽん(直江剛)役>
直江剛役として出演させていただくことになりました。
「虹色デイズ」は、男子達のほのぼのとした青春や悩みが、かわいらしく微笑ましい物語だと思います。
自分自身、以前からこの作品が好きで、僕が演じる“つよぽん”と僕は、
アニメ漫画などが好きなところなど、共感する部分がかなりあると思います。
作品ファンとしては出演させていただくのは光栄で、また同時にいつもながら不安も抱いていますが、
なっちゃん・まっつん・恵ちゃんを演じられる佐野玲於さん、中川大志君、横浜流星君と一緒に
この世界で生き、ともに青春を歩んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
<横浜流星 恵ちゃん(片倉恵一)役>
少女漫画なのに、男4人が主人公というストーリーは珍しいですし、
新しい少女漫画の実写映画に挑戦できることが今から楽しみです。
その中でも僕が1番魅力を感じた片倉恵一を演じることができ、嬉しく思います。
飯塚監督とはドラマ「放課後グルーヴ」以来、4年ぶりにご一緒させていただくので、
少しでも成長した姿を見せたいと思っています。
高校生のキラキラした青春を飯塚監督の創り出す世界観で、
男女問わず、皆さんに楽しんでいただける作品にスタッフ、キャスト一同で作り上げます。
4人の空気感を大切に、楽しく恵一を演じたいです。皆さんご期待ください。
<飯塚健監督>
胸の奥がいつだって落ち着かない。原因は曖昧で、正体はわからない。
だからいつもイライラする。「怒っているの?」と聞かれでもすれば、よりいっそう。
そんな厄介な状態を、「青春」と呼びます。
恋愛模様は中心に置きますが、誰しもが経験する「通過点」を丸ごと描けたらなと。
黒板の匂いを思い出してもらえるよう、現場を楽しみたいと思います。