「Fate」劇場版が1位!『猿の惑星』2位デビュー!
映画週末興行成績
スマートフォン向けゲーム、アニメなど幅広い展開で人気を博している「Fate」シリーズの『劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」』が、16日に興行通信社が発表した土日2日間(10月14~15日)の全国映画動員ランキングで初登場ナンバーワンを飾った。
【画像】『ラブライブ!』以上のオープニング!「Fate」劇場版
全国128スクリーンで公開された同作の動員は24万7,507人、興行収入は4億1,303万620円と堂々の初登場1位。劇場1スクリーンあたりのアベレージも322万6,802円と高稼働となった。これは同作を配給するアニプレックス史上最高のオープニング成績となった『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』(動員30万8,376人、興行収入4億2,576万2,760円/推定最終興収25~26億円)に匹敵する数字であり、興収20億円超えが期待されている。1週目の来場者特典となる特製ポストカードや、劇場内でゲームアプリを起動すると公開1週目~4週目は週替わりでスマホに劇場来場者特典が送られるなどのキャンペーンが行われるなど、ファンにアピールする要素も多く、今後の推移が注目される。
SF映画の金字塔となる『猿の惑星』に連なる物語を描き出した新シリーズ第3弾『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は756スクリーンで上映され、動員14万9,000人、興収2億200万円をあげる好スタート。この数字は最終興収14億2,000万円を記録した前作『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(初週の土日動員14万9,354人)に引けを取らない数字である、本作では興収15億円を突破するかもしれない。
先週首位デビューを飾った『アウトレイジ 最終章』は3位にランクダウンとなったが、15日までの累計動員は67万8,359人、累計興収は9億2,514万6,200円となり、興収10億円突破が間近にせまっている。公開2週目の『ナラタージュ』は累計動員46万2,912人、累計興収6億1,403万1,200円。公開3週目の『亜人』は累計動員75万2,249人、累計興収10億3,197万8,900円で興収10億円を突破した。
今週末は『ミックス。』『アトミック・ブロンド』『バリー・シール/アメリカをはめた男』『女神の見えざる手』『斉木楠雄のΨ難』『コードギアス 反逆のルルーシュI 興道(こうどう)』『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』『あゝ、荒野 後篇』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2017年10月14日~15日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」』:1週目
2(初)『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』:1週目
3(1)『アウトレイジ 最終章』:2週目
4(2)『ナラタージュ』:2週目
5(3)『亜人』:3週目
6(4)『僕のワンダフル・ライフ』:3週目
7(5)『ナミヤ雑貨店の奇蹟』:4週目
8(初)『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第三章 純愛篇』:1週目
9(6)『ドリーム』:3週目
10(初)『恋と嘘』:1週目