ディズニー実写版『ピノキオ』から007監督離脱
ディズニーが進めているアニメーション映画『ピノキオ』(1940)の実写版から、『007 スカイフォール』『007 スペクター』のサム・メンデス監督が離脱した。The Tracking Board などが報じた。
サム・メンデス監督の前作『007 スペクター』フォトギャラリー
『ピノキオ』(1940)は、人間になることを夢見る操り人形・ピノキオの冒険を描いた名作アニメーション。「星に願いを」などの名曲を生み、第13回アカデミー賞では作曲賞および歌曲賞に輝いた。実写版の脚本を手掛けたのは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の脚本家クリス・ワイツだ。
ちなみに『007』新作の監督はまだ決まっておらず(主演のダニエル・クレイグが推しているという『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は「興味はあるが、次作は『砂の惑星』のリメイク版」だと明言している)、スケジュールの空いたメンデス監督続投の可能性も無きにしもあらず? しかし、情報源は The Tracking Board に今回の離脱は『007』新作とは関係がないと語っているという。
エマ・ワトソン主演の『美女と野獣』を大ヒットさせたディズニーは自社アニメーションの実写化を積極的に進めており、ティム・バートン監督の実写版『ダンボ』が2019年3月29日、ガイ・リッチー監督の実写版『アラジン』が同年5月24日、ジョン・ファヴロー監督の実写版『ライオン・キング』が同年7月19日に全米公開される。(編集部・市川遥)