スター・ウォーズ現地ファンを直撃!『最後のジェダイ』初披露の反応は?
映画『スター・ウォーズ』シリーズのエピソード8にあたる最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日全国公開)の世界初となるプレミア上映が、現地時間9日、米ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアム劇場で開催。“衝撃”の展開を謳う新作に会場は熱狂の渦に包まれ、鑑賞後の観客からは、誰もがネタバレを避けながらも、絶賛の声があがった。
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上映前の舞台あいさつでは、監督・脚本のライアン・ジョンソン監督が、新三部作の主人公レイ役のデイジー・リドリーをはじめ、キャスト・スタッフ一同を紹介。さらに、本作の撮影後に亡くなったレイア役のキャリー・フィッシャーさんの功績をたたえたジョンソン監督は「キャリーのためにも、今日を盛大に祝いましょう!」と観客に呼び掛け上映がスタートした。
おなじみ「スター・ウォーズのテーマ」から客席からは大歓声。場内は終始、笑いと驚きの声があふれ、エンドロールでは自然とスタンディングオベーションが送られた。ファンにとってはまさに夢のような一夜になったようだ。
観客の男性は「琴線に触れたよ。『フォースの覚醒』は懐古主義的だったけど、この作品は新しい未来に向かっているのと同時に、『スター・ウォーズ』のスピリッツもしっかりと受け継いでいる」と感服。現在27歳だという彼は「20年間待っていたものがついに来たって感じだね」と感動が冷めやらぬ様子で語った。
一方、普段は会社員として働く女性ファンは「驚きの連続だったし、すごく愉快で興奮したわ。ビジュアルもとても美しくて、ジョンソン監督は素晴らしい仕事をしたと思う。エピソード7(『フォースの覚醒』)を観て、知りたいと思ったことに全て答えてくれていた」とこちらも絶賛。他のファンからも「大好きな映画」という声があがる。
キャストへの称賛もやまず、特にマークには「ルーク役へのアプローチがとても興味深い」「感動的。アカデミー賞へのノミネーションは間違いないよ」など絶賛ばかり。ダース・ベイダーを受け継ぐ悪役カイロ・レン、ケリー・マリー・トランが演じる新キャラクター、ローズにも「一番好き」という声が聞かれた。
伝説のシリーズとあって観客の年齢層も幅広く、ある4人連れの家族は、両親とも7歳のころにシリーズを観たという『スター・ウォーズ』ファミリー。10代の2人の息子たちもそろって「アメージングだった。素晴らしいよ」「グレートな映画だった」と口をそろえた。すでにTwitterでも「ベスト『スター・ウォーズ』だ」というツイートがあふれている本作。日本では14日の前夜祭で初お披露目。15日から全国公開される。
舞台あいさつには、フィン役のジョン・ボイエガ、カイロ・レン役のアダム・ドライヴァー、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、チューバッカ役のヨーナス・スオタモ、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、DJ役のベニチオ・デル・トロ、アミリン・ホルド役のローラ・ダーン、ローズ役のケリー・マリー・トラン、マズ・カナタ役のルピタ・ニョンゴも出席した。(編集部・入倉功一)