坂口健太郎、成田凌に続くメンノン出身の新星・清原翔って?
「MEN'S NON-NO」の専属モデルを経て俳優業に進出した清原翔が映画『リベンジgirl』(12月23日公開)で桐谷美玲演じるヒロイン宝石美輝の相手役の一人に抜擢され、メンノン出身の新たなスター誕生か!? と注目されている。
【動画】清原翔が政治家一家のサラブレッドに!『リベンジgirl』予告編
本作は、東大卒の超ハイスペック女子が総理大臣を目指すというラブストーリーで、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎がメガホンを取り、『ヒロイン失格』の吉田恵里香らが脚本を担当。清原は政治家一家に生まれた容姿端麗のサラブレッドにして、美輝が政治家を目指すきっかけをつくるキーパーソン、斎藤裕雅を演じている。
そんな彼は今年1月に連続ドラマ「レンタルの恋」(TBS系)で連ドラ初出演したばかり。結婚情報誌「ゼクシィ」のCMで、10代目CMガールの佐久間由衣の新郎役を務め、あまりにフレッシュな笑顔に「このイケメンは誰!?」と世の女子をざわつかせた。続いて連ドラ「警視庁いきもの係」(フジテレビ系)、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズに出演し、じわじわと俳優としての認知度を高めてきた。そうして今回、映画『リベンジgirl』での大役を得て、第一線へ踊り出ようとしている。
メンノンといえば阿部寛、谷原章介、田辺誠一を世に送り出した老舗の男性ファッション誌。最近もNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016)などでブレイクした坂口健太郎、「逃げるは恥だが役に立つ」(2016・TBS系)の成田凌と人気俳優の多くを輩出している。清原も彼らの活躍を間近で見ていて「刺激になりましたし、うらやましいと思ったことも事実です。本当に楽しそうで、キラキラして見えましたから」と振り返る。
彼自身がメンノンに入ったのと坂口が俳優活動を始めようという時期がほぼ重なっていて、『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズでも共演した柳俊太郎らも身近な存在で「ちょこちょこと、そうした話を聞く機会があったんですよね。それで俳優をやることに現実味を感じられたところはあるかもしれません」と少なからず影響を受けたことを認める。中でも「成田は気になりますね、今勢いがありますし。僕、彼とはメンノンの同期なんですよ。唯一、その動向が気になる人かもしれません」と俳優としては少し先を行く成田への思いを明かす。
小中高、そして大学2年生まで「ごく普通に生きてきた」という彼が「何もやらないで終わるよりチャレンジしよう」と表舞台に躍り出て、さらに俳優業へと駒を進めた。そんな彼が今後どんな風に羽ばたくのか? 気になって仕方がない。(取材・文:浅見祥子)