“20世紀最高の俳優”マーロン・ブランドの伝記映画が始動
映画『欲望という名の電車』『ゴッドファーザー』など数々の名作に出演し、“20世紀最高の俳優”と評されたマーロン・ブランドさんの伝記映画の製作が始動していると、The Hollywood Reporeter などが報じた。
ジョージ・H・イングランドさんの回想録「ザ・ウェイ・イッツ・ネバー・ビーン・ダン・ビフォア(原題)/ The Way It’s Never Been Done Before」の映画化権を、ニュー・リパブリック・ピクチャーズが獲得したことで本格的に進められている作品。
イングランドさんは、1950年代にブランドさんと友人関係になり、その後、彼のブロダクション・カンパニーを経営するだけでなく主演作『侵略』では監督もし、ブランドさんが亡くなるまで最も親しい友人の一人だった人物だ。
『ブラック・スワン』『高慢と偏見とゾンビ』を手掛けたブライアン・オリヴァーと、テレビシリーズ「ナース・ジャッキー」のジョン・ヒラリー・シェパードが製作を担当する。メソッド演技法を体現し、アカデミー賞に8回ノミネートされ2度受賞したブランドさんが、どのように描かれるのか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)