松岡茉優、中学時代の暴走“キス”体験を告白
女優の松岡茉優が20日、都内で行われた映画『勝手にふるえてろ』公開直前イベントに大九明子監督と登場し、中学時代の暴走“キス”体験を告白した。
Netflixオリジナル映画『ブライト』のため来日したハリウッドスターのウィル・スミスの記者会見をはじめ、さまざまなイベントが重なったこの日。松岡は「ここを選んでくださってありがとうございます」と報道陣に頭を下げると、「選んでくださったからには、見出しになるような大きな何かをはなって、皆さまの(原稿が)書きやすいようなことをたくさんしゃべれたらいいなと思います」と意気込んだ。
本作は芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を実写映画化したラブコメディー。中学時代から10年間も片想いしているイチ(北村匠海)と、突然告白してきた職場の同期・ニ(渡辺大知)との間で揺れ動くヒロイン・ヨシカ(松岡)の恋の行く末が描かれる。イベント中Q&Aコーナーで松岡は、「イチ、なかなか会えない理想の王子様」「ニ、ストレートに好意をぶつけてくる人」の2択ならばどちらの男性を選ぶかと尋ねられ、「ニ」を選択。
「中学の時に、本当にイチくんみたいな人に脳内片想いをずっとしていました。脳内だから両思いなんですけど」と妄想女子であったことを明かしてニッコリ。さらに、「そのキャラクターが漫画の中で戦闘で負けて死んじゃった時に、熱を出して学校に一週間行けなくなったんです」とも。
しかし、学校を休んでいる間に、そのキャラクターが生き返ったという情報を得て、「みるみる体調が良くなって、無事に次の日から学校に行けるようになりました」と続け、「イチ」が好きそうな様子をのぞかせるも、「頭の中で恋愛していたその人とは今も会えていないし、触れられもしない」ことから「ニ」を選んだと説明した。そんな中、大九監督が「(好きな人に)触ることが大事」と熱弁を振るうと、松岡は「そのキャラクターのクッションには触れていましたよ。毎日一緒に寝ていたし、キスもしたし」と当時の暴走ぶりを暴露し、記者のペンを走らせていた。
また、まもなくクリスマスという時期から松岡は「高校に入ったくらいの時に、中学からの友達にクリスマスパーティーに誘われなくなって、仕事場でクリスマスの予定を聞かれることが怖くて、『多分仕事かな?』と言っていました」と実体験を交えながら、「『クリスマスの予定は?』(という質問)に胸が痛む男女に、クリスマスの予定として組み込んでもらいたい」と本作をアピールしていた。(取材:錦怜那)
映画『勝手にふるえてろ』は12月23日より全国公開