ドラマ「バイプレイヤーズ」第2弾でプライム帯進出!おじさんたち無人島へ?
遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、松重豊、光石研、寺島進らベテラン俳優陣が本人役で出演した連続ドラマの第2弾「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」が、テレビ東京系で2018年2月7日より放送されることが明らかになった。深夜枠の40分番組から、毎週水曜日の夜9時54分~10時48分の“プライムタイム”に進出する。
昨年1月クールに放送された本作は、日本映画界に欠かせない名脇役たちが、シェアハウスで共同生活を送るさまを描く「おじさんのテラスハウス」として話題を集めたコメディー。豪華な顔ぶれに加え、独特のゆるいテンションで展開するテレ東らしい内容で、多くの支持を集めた。
売れっ子ばかりとあって、今回はスケジュールの関係から寺島はお休みとなったが、そのほかの5人は奇跡的に再結集。ジャスミン役の北香那も、大杉の付き人役で出演するほか、前作でも話題を呼んだ豪華ゲストも用意される。
第2弾で“バイプレイヤーズ”たちは、テレビ東京がスタートさせる朝ドラ「しまっこさん」で共演することに。ところが、なぜかロケ地を間違って無人島に到着。“朝ドラ”クランクインと同時に南の島でのサバイバル生活を強いられる。続編について遠藤は「今作の話が来た時、『前作を超えるの無理じゃない? でもやるんだ』……と思いながら初日、現場へ行ってみたら、『超えそう!』という感触を持ったんで、是非!見て下さい」とコメント。「また、皆で割り勘で酒が飲めるー」と喜ぶ松重も「しかしテレ東、こんな面倒くさいオジさん達に、よくまた招集かけたなぁ、と、拍手。イケメンも出ません。愛も感動もありません。スリルもサスペンスもありません。いわゆるドラマファンの皆様、申し訳ない。ただただオッさん 5 人でわちゃわちゃしているだけのドラマです」と自負する。
また、テレビ東京の濱谷晃一プロデューサーは「まさかのプライムタイム昇格に驚いています」と言いつつ、いわゆる“ゴールデン仕様”にする気はなく「些細なことに右往左往するおじさまたちに癒されていただければと思います!」と約束。浅野敦也プロデューサーも「前作を越えるものを作るには同じ深夜帯だと大変だと思っていたので、やれる手応えを感じました。ということで、プライムタイムの連ドラに革命を起こすためにも、徹底的にゆるいまま、やらせていただきます!」と宣言する。
今回もメガホンを取る松居大悟監督も「どうかしてますよね」とこぼしつつ、「僕らは変わりません。なんなら丸くならなければいけないはずなのに、さらに尖っています。やるべき起伏やひっぱりや感動をすべて無視して、濃くするべき物語を薄くして、ただただこのメンバーと共に過ごす濃い空気をお届けします」と気張らないドラマ作りを約束している。(編集部・入倉功一)
「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は2018年2月7日スタート(毎週水曜・夜9時54分~10時48分)※初回15分拡大