メアリー・J・ブライジがハリウッド殿堂入り
歌手・女優として活躍するメアリー・J・ブライジが、ハリウッド殿堂入りを果たす。式典を主催する Hollywood Chamber of Commerce によって明らかになった。
式典は2018年1月11日(現地時間)に開催予定で、ゲスト・スピーカーとしてショーン・コムズが参加する。
メアリーは1971年ニューヨークのブロンクス生まれ。4歳の時にジャズ・ミュージシャンの父と学校教師の母が離婚。7歳の頃から教会の聖歌隊で歌い始め、母親の影響でアレサ・フランクリン、チャカ・カーン、グラディス・ナイトなどを聴くようになる。
その後、18歳の時にアップタウン・レコードと最年少で初の女性アーティスト契約を結び、ショーン・コムズのサポートを得てデビュー・アルバム「ホワッツ・ザ・411?」を発表。同アルバムに含まれる楽曲「You Remidn Me」や「リアル・ラヴ」はR&Bチャートで全米No.1を記録。徐々に歌唱スタイルが注目され、その憂いのある歌声は「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と称されるまでになる。
また女優として、映画『ロック・オブ・エイジズ』やテレビシリーズ「Empire 成功の代償」などに出演し、現在はNetflixの映画『マッドバウンド 哀しき友情』でゴールデン・グローブ賞と全米映画俳優組合賞の助演女優賞にノミネートされている。
メアリーはレコーディング部門で2,626番目にハリウッド殿堂入りを果たすことになる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)