須賀健太「宇宙人みたい…」小関裕太&山本涼介に挟まれ自虐
俳優の須賀健太が27日、都内で行われた映画『ちょっとまて野球部!』初日舞台あいさつに登壇し、高身長イケメン俳優の小関裕太、山本涼介との写真にまつわる撮影裏話を明かした。この日は、宝来忠昭監督も来場。お笑い芸人で脚本を担当した友池一彦がMCを務めた。
タイトル同様の「ちょっとまて!」と思ったエピソードを尋ねられた須賀は、「身長差」を挙げると、自分が真ん中で両隣の小関と山本と肩を組んで写る本作パネルを指さし、「僕、すごい背伸びしているんですよ。『ちょっと待てよ!』と思いました」と明かし、「とらわれた宇宙人みたい」と自虐的なコメント。
その後のフォトセッションでは、身長180センチの小関と185センチの山本が、166センチの須賀に合わせて腰をかがめる忖度を見せ、ファンを笑わせていた。
ゆくえ高那による人気漫画を原作にした本作は、野球マンガにして、熱血な野球シーンではなく、主人公・大堀広揮(須賀)をはじめとした野球部員の平均的日常をほのぼのと描いた青春コメディー。
劇中で野球部員役を演じている三人は、須賀だけ1学年上だが、実際に通っていた高校が同じで、生徒数が少なかったためにホームルームや掃除は一緒に行っていたそう。「全編通して、空気感が(当時のままだった)」と楽しく撮影ができたことを報告する須賀。
その言葉に乗っかり、小関も「だから、本読みがなかったです」と嬉しそうに話すが、須賀と山本はすかさず「それは、あなただけ!」とツッコミ。というのも、小関は他の仕事の都合で本読みに参加できなかったため、小関演じる秋本高平役は助監督が担当したという。しかし、秋本がツッコミ役で一番しゃべり、山本演じる宮田捺生がボーっとしていてあまりしゃべらない役柄だったことから、須賀は「俺と、そのスタッフさんがずっと掛け合っているのを、この人(山本)がずっと見ていた」と振り返り、「誰の練習なんだよ!」と当時のやるせない思いをぶつけ、会場の笑いをさらっていた。(取材:錦怜那)
映画『ちょっとまて野球部!』は全国公開中