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吉沢亮、素朴な疑問…「映画祭ってそもそも何するもの?」

『リバーズ・エッジ』で同性愛者のいじめられっ子というハードな役に臨む吉沢亮
『リバーズ・エッジ』で同性愛者のいじめられっ子というハードな役に臨む吉沢亮

 俳優の吉沢亮が31日、都内で行われた映画『リバーズ・エッジ』完成披露試写会に登壇し、映画祭に対する素朴な疑問を告白した。この日は、二階堂ふみ森川葵上杉柊平SUMIRE土居志央梨行定勲監督が来場した。

【写真】吉沢亮の美貌輝く『リバーズ・エッジ』完成披露

 岡崎京子の同名漫画を実写映画化した本作は、河原で発見した死体の秘密を共有する女子高生のハルナ(二階堂)、いじめられっ子で同性愛者の同級生・山田(吉沢)、摂食障害のあるモデルのこずえ(SUMIRE)ら、若者たちの欲望と孤独を鮮烈に描き出した青春ストーリー。

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 世界三大映画祭の一つで、2月15日から開催される第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門でオープニング上映されることが決定している本作。本映画祭は5度目の参加となる行定監督は、「二階堂ふみからの『ベルリンに行きたいな』っていうプレッシャーがすごかった。お金渡せば行けそうと思っている人もいると思うけど、そういうことは本当にない」と説明しつつ、快挙に笑みをこぼしていた。

 国内外のさまざまな映画祭に参加経験はあるものの、ベルリン映画祭は初めてという二階堂は、「行定監督のおかげです。ありがとうございます」と頭を下げると、「魂のこもった作品になったので、ぜひ海外の方に見ていただきたい」と力を込めた。

 一方の吉沢は「映画祭というものに参加することが初めて」だそうで、「ありがたいんですけど、本当にドキドキしています」と緊張感をにじませると、舞台袖で「映画祭って、そもそも何するもの?」という疑問を行定監督にぶつけたことも明かし、笑いを誘った。しかし、「掘り下げるほどに底が見えなくなって、現場でも悩んだ」という難役に挑み、「挑戦的な作品」に仕上げた本作で大舞台に立てるとあり、最後は「本当にうれしいし、光栄です」と喜びを噛みしめていた。(取材・錦怜那)

映画『リバーズ・エッジ』は2月16日より全国公開

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