女性版ジェームズ・ボンド無期延期に…ブレイク・ライブリー再手術か
“女性版ジェームズ・ボンド”を描くスパイスリラー映画『ザ・リズム・セクション(原題) / The Rhythm Section』は、主演のブレイク・ライブリーが昨年12月に撮影でケガを負ってから製作を一時中断していたが、再開の目途が立っておらず、無期延期になりそうだと The Hollywood Reporter が報じている。
『007』シリーズの映画プロデューサーであるバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンが手掛ける本作。イギリスの作家マーク・バーネルの小説「堕天使の報復」を原作に、飛行機事故で家族を失い、自暴自棄な生活を送っていた主人公ステファニーが、事故の真相を知り復讐(ふくしゅう)のために暗殺者として世界に立ち向かっていくというストーリーを描く。
昨年12月、ダブリンでアクションシーンの撮影中に手を負傷したブレイク。当時、製作関係者は「できるだけ早く撮影を再開する」とコメントしていたものの、近しい関係者によると、ケガの回復が遅く、ブレイクは2度目の手術を受けなくてはいけない状況だという。いつ撮影が再開できるか目途が立っておらず、クルーたちは他の作品での仕事を探すようにも話をされているとのこと。ある内部関係者は、撮影がちょうど半分終わったところだったと言い、他の情報筋は撮影が再開されるのに5か月はかかる可能性があるとも話している。
共演はジュード・ロウで、『フローズン・リバー』などの撮影監督を担当したリード・モラーノが監督を務めている。2019年2月22日の全米公開を予定していたが、撮影が無期延期になっていることから、公開日も延期となることが予想される。(編集部・石神恵美子)