「ウォッチメン」テレビシリーズ化の監督が決定!
映画『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー監督によって映画化もされたグラフィックノベル「ウォッチメン」のテレビシリーズ化で、「LEFTOVERS/残された世界」などのニコール・カッセルがパイロット版の監督に決まった。Deadlineが報じている。
SFやファンタジー作品に贈られるヒューゴー賞を受賞している原作コミックス「ウォッチメン」は、その完成度から伝説的アメコミとしても知られている。スナイダー監督の映画版では、数々の歴史的事件にかかわってきたヒーロー“ウォッチメン”たちが次々と殺されていく裏で、世界を揺るがす壮大な陰謀劇が展開するさまが描かれた。
そして新たにHBOのもとで進められているテレビシリーズのパイロット版では、「コールドケース」「SUITS/スーツ」「LEFTOVERS/残された世界」などを手掛けたニコールがメガホンを取ることに。脚本は、「LOST」の企画・製作総指揮で知られるデイモン・リンデロフが担当し、デイモンとニコールはともに製作総指揮も務めるという。原作はストーリーが複雑に入り組んでいることから、映画化よりもドラマ化に向いているとされてきた。批評家からの評判が概ね良かったスナイダー監督の映画版を超える作品となるかにも期待したい。(編集部・石神恵美子)