「科捜研の女」ついに放送200回!19年目で快挙達成!
1999年10月にスタートしたサスペンスドラマ「科捜研の女」が、3月15日放送の「season17」(テレビ朝日系・毎週木曜夜8時~)第17話で、放送通算200回を達成する。シリーズ開始から19年目で迎えた快挙に、主人公・榊マリコ役の沢口靖子と、その相棒となる土門薫警部補役の内藤剛志が喜びを語った。
「科捜研の女」は、法医研究員・榊マリコを中心とする、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の個性的な研究員たちが、各々の専門技術を駆使して、難事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。最新の科学捜査と人間ドラマが絡み合う、本作ならではのミステリーが持ち味だ。歴代最高視聴率は17.1%。現在までに放送されている全195回の平均視聴率は12.3%をマークしている。(番組調べ)
沢口は、「台本の表紙にあった『放送通算200話』という文字を見て思わず込み上げてくるものがありました。『科捜研の女』に出会ったのは私が30代半ばのころ。こんなにも息の長い作品になったこと、視聴者の皆さまに愛される作品になったことに本当に感謝しています」としみじみ。思考スピードが速く行動派のマリコ役に、「テキパキとした感じを表現しようと心がけてきました。ちなみに私はマリコとは対照的におっとりしていて慎重派です」と苦笑する。「当初は『科学はウソをつかない』というセリフがよくあり、科学に100%傾いている人だったのですが、シリーズを重ねてたくさんの事件を解決していくうちに人としても成長し、視野が広がって人間を優しく見つめるようになってきたと思います」と19年の変化を振り返った。
一方で「僕は200種類のドラマをやってきたという感じがします」という内藤は、「いわゆるシンプルな刑事ものではないんです。200の事件を200の科学で解き明かす、というのは他の追従を許さないところでもあると思います。だから単なる回数ではなく、種類だと思うんですね」と番組の積み重ねてきた実績を自負。「マリコは他の誰にもできない、まさにオンリーワンのドラマ。それが200回につながったと僕は思っています」と沢口を称賛した。
当日は、放送200回記念スペシャルを放送。戸田菜穂を始め、足立梨花、升毅、宮地雅子、深水元基など大勢のゲスト出演者が顔をそろえる。