女優・北原里英をリリー&ピエールが絶賛
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NGT48の北原里英が17日、新宿バルト9で行われた映画『サニー/32』初日舞台あいさつにピエール瀧、門脇麦、リリー・フランキー、白石和彌監督と共に出席。北原は今春、NGT48を卒業し女優として活動することを発表しているが、共演者、監督から女優魂を絶賛され、照れ笑いを浮かべるシーンもみられた。
本作は、映画『凶悪』の白石監督&高橋泉脚本で贈るオリジナルストーリー。北原演じる中学校教師・藤井赤理が、24歳の誕生日に柏原勲(ピエール)と小田武(リリー)に拉致され、雪深い山麓にある廃屋に監禁されたことから起こる壮絶な悲劇を描く。
白石監督が「僕のやりたいことを形にした作品。最後に北原さん演じる赤理にすべてを背負ってほしいと思っていたのですが、見事に期待にこたえてくれた。彼女を見ていると胸がいっぱいになります」と感謝の意を述べると、リリーは「とても寒い撮影でしたが、北原さんの情熱や気概を見ていると『寒い』と言えない感じでした」と女優魂を評価した。
さらにピエールも「アイドルを本業にやっている人なのに現場では一人でいることが多かった。アイドルってもっと守られているものだと思ったけれど、そういう状況でやっているのは立派だなと思いました」と絶賛した。
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そんな共演者の言葉に照れくさそうに笑顔を見せていた北原は「撮影から1年、やっと公開することができました。企画の話があってからは3年半という長い年月が経過しました。それだけの時間がかかった作品だけに愛情がいっぱいあります」と力強くコメント。
続けて「公開までがゴールだと思っていましたが、こうしてたくさんのお客さんを前にすると、映画は観てもらって始めてスタートするのだと実感しました」と感無量な表情で「この作品には現代のいろいろな問題がぶち込まれています。観た人にいくつ刺さるかわかりませんが、楽しんでほしいです」と作品をアピールしていた。(磯部正和)
映画『サニー/32』は全国公開中