『007』最新作、トレインスポッティング監督なら新脚本でスタート!
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役に復帰する映画『007』の最新作は、『トレインスポッティング』シリーズの監督ダニー・ボイルと脚本家ジョン・ホッジのタッグで、彼らのアイデアが起用された作品になる可能性がでてきた。Deadlineが報じている。
2012年に開催されたロンドンオリンピックの開会式で演出を務め、ダニエルふんするボンドとエリザベス女王による豪華共演を成功させ、世界を沸かせたことが記憶に新しいボイル監督。『007 スカイフォール』『007 スペクター』のサム・メンデス監督の後釜として最有力候補と報じられていたばかりだが、Deadlineによると、ボイル監督には『007』で実現したいアイデアがあり、『トレインスポッティング』シリーズでのコラボレーターであるホッジが執筆した『007』の脚本で映画化することを望んでいるという。
そのため、MGMとプロデューサー陣が彼らの考えた脚本にゴーサインを出すかによって、ボイル監督の起用が決まる状況だというのだ。もし彼らのアイデアが採用されれば、『007/カジノ・ロワイヤル』から『007 スペクター』までのダニエル版ジェームズ・ボンド全作を執筆してきたニール・パーヴィスとロバート・ウェイドによる脚本は却下されることになる。製作陣が下す決断によって、『007』シリーズの未来が変わってきそうだ。『007』シリーズ25作目にあたる最新作は、2019年11月8日の全米公開を予定している。(編集部・石神恵美子)