長澤まさみ、月9で七変化!「出せるもの出し尽くした」
女優の長澤まさみが26日、都内で行われた新月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」(4月9日放送スタート・フジテレビ系)完成披露試写会に共演者の東出昌大、小日向文世と共に出席した。劇中、長澤はコンフィデンスウーマン(信用詐欺師)として、キャビンアテンダント、秘書、海外の大物女優などさまざまな職業人にふんしており、東出、小日向ともにその姿を絶賛。特にツボ振り師として右肩を露わにするシーンに小日向は「本当に肌のキメが細かくてきれい」と脱帽していた。
【写真】月9「コンフィデンスマンJP」長澤まさみ×東出昌大×小日向文世、面白トーク!
本作は、「リーガルハイ」シリーズなどを手掛ける人気脚本家・古沢良太が、コンゲーム(信用詐欺、取り込み詐欺などテーマに物語が二転三転するジャンルの総称)を題材にしたオリジナルストーリー。“欲望”や“金”をテーマに、一見、平凡で善良そうな姿をしたダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)の信用詐欺師たちが、さまざまな業界を舞台に、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる姿を描いた痛快なエンターテインメント。
長澤にとって2007年の「プロポーズ大作戦」(山下智久とダブル主演)以来約11年ぶりの月9主演となるが「撮影中、面白いと思ってもらえるのか自信がなくなった瞬間があったのですが、見終えた方から拍手をいただけて少しホッとしました」と笑顔をみせると「みんなの期待を背負っての撮影でしたが、出せるものは出し尽くしているので、先入観を持たずに楽しんでほしいです」と意気込みを語る。
長澤の「出し尽くした」という言葉どおり、劇中、ダー子にふんした長澤は、はじけんばかりの生き生きとした演技を披露している。パートナーを組む東出は「長澤さんはとても努力の人で、中国人や山形弁を使う人など、さまざまな役柄に変装するのですが、本当にはまっていて、目にも耳にも面白いんです」と絶賛すると、小日向も「どの役柄もすごく格好いい。特にマリリン・モンローをやったときなんかは素晴らしい。何でも似合うんだよね」と目じりを下げる。
さまざまなシーンに挑むということで、撮影は過酷を極めているというが、そこで力となっているのがチームワーク。長澤と小日向は以前の作品でも共演があるため、息もぴったり。前述したツボ振り師のシーンで、肩が露わになったことが話題になると、長澤は「小日向さんは『いいねー』って触ってくるんですよ」と暴露。小日向は慌てて「触ってないよー。触ってないよー」と否定すると、長澤は「えーそうでしたっけ。でも小日向さんなら触られても大丈夫ですよ!」とからかう。
さらに、壇上で小日向が東出やその他の共演者のプライベートを暴露しようとすると、長澤は「小日向さんのすごいところは、前室でもこういうイベントでも同じ話をするところ。気をつけた方がいいですよ!」と注意。小日向が苦笑いを浮かべるシーンもみられた。また長澤が「わたしと年齢が倍以上違うのに、この忙しさを乗り切り一番元気。役者の底力感じます」と褒めると、小日向は「なんかいつも馬鹿にされているようなんですよね……」と愚痴をこぼすなど、仲睦まじげなやり取りをみせていた。(磯部正和)
「コンフィデンスマンJP」は4月9日よりフジテレビ系にて放送(21時~、初回30分拡大)