怪獣迫力凄すぎ!田島光二デザイン驚愕の日本版ポスター
『ブレードランナー 2049』や『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、まもなく公開される『パシフィック・リム:アップライジング』などのコンセプトアートを手掛けてきた日本人アーティスト田島光二氏。ハリウッドの最前線で活躍する彼がデザインした怪獣パニック映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』(5月18日公開)の、ド迫力の日本版ポスターがお披露目となった。
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本作は、ロック様ことドウェイン・ジョンソンを主演に迎え、1986年に発売されたアーケード・ゲーム「RAMPAGE」に基づき遺伝子実験の失敗により巨大化した動物たちの暴走を描くストーリー。巨獣達のCGを、視覚効果VFXチーム「ウェタデジタル」社が担当している。
田島氏は、1990年生まれ、東京都出身、カナダ在住。日本電子専門学校コンピューターグラフィックス科を卒業後、フリーランスのCGモデラーとしてキャリアをスタート。2012年4月にDouble Negativeのシンガポールスタジオに所属し、2015年に同カナダスタジオに移籍。以後、数々のハリウッド大作のコンセプトアートを生み出してきた。
本作の日本版ポスタービジュアルは、巨大なアルビノゴリラ、オオカミ、ワニが、牙を剥き出し、毛を逆立て、大暴れするもので、今にも動き出しそうな臨場感が。巨獣たちの足元にはアリのように見える人々が逃げ惑い、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図といった感。
本作のポスターデザインを手掛けるにあたり田島氏は「怪獣映画というジャンルは、世界の中でも日本は確立している存在なので、これが日本が描く怪獣だ! というモチベーションで、そして何よりもこのポスターを楽しみながら描かせてもらいました。怪獣映画を見たときのあのワクワクをこのポスターから感じていただけたら嬉しいです」とハイテンションなコメントを寄稿している。(編集部・石井百合子)