『ジュラシック・ワールド』第三弾はスピルバーグテイストで原点回帰?
映画『ジュラシック・ワールド』の第三弾は、スティーブン・スピルバーグが1993年に発表した前三部作の第一弾『ジュラシック・パーク』に近い作風になる予定だと、監督のコリン・トレヴォロウが Entertainment Weekly に明かした。
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2015年に公開された『ジュラシック・ワールド』の一作目は、世界歴代興行収入ランキングの第4位に入る驚異的なヒットとなった。今年の夏には二作目となる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日全国公開)が控えており、2021年6月11日に全米公開される第三弾をもって、シリーズ完結を予定している。(数字は Box Office Mojo 調べ)
コリンは第一作で監督・脚本を務め、第二作では製作・脚本を担当している。第三弾で再び監督・脚本として作品に携わることに対し、監督は「スティーブン・スピルバーグが私に監督をやってくれないかと尋ねてきたんです」とスピルバーグから直々のオファーがあったと告白。完結編に関して「第一作がアクションアドベンチャーでだったとしたら、第二作はホラーサスペンスに分類できる。そして第三弾は1993年の『ジュラシック・パーク』に近いサイエンススリラーになるだろう」とスピルバーグが手掛けたオリジナル作品のテイストへ原点回帰することをほのめかしている。
第三弾の脚本はコリンと新顔のエミリー・カーマイケルが執筆。詳細は判明していないが、監督は、引き続きシリーズのメインキャラクターであるオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)が物語の中心になることを明かし、第二弾『炎の王国』で登場する新キャラクターも重要人物になる可能性があると同サイトに語っている。(編集部:倉本拓弥)