「義母と娘のブルース」綾瀬はるか主演で連ドラ化 共演に竹野内豊
桜沢鈴の4コマ漫画「義母と娘のブルース」が綾瀬はるか主演で連続ドラマ化されることが決定した。TBS7月期火曜ドラマ枠で放送される。綾瀬演じるキャリアウーマンの主人公が、娘を持つ男性と結婚し、家事や育児に奮闘する日々を描いた10年の物語で、結婚相手のサラリーマンに「もう一度君に、プロポーズ」以来、TBSの連ドラは6年ぶりとなる竹野内豊がふんする。
ワケありの専業主婦を体当たりのアクションを交えて熱演した「奥様は、取り扱い注意」(2017・日本テレビ系)に続く連ドラで綾瀬が演じるのは、業界トップシェアの金属会社で働く岩木亜希子。普段の話し言葉にもビジネス用語を多用し、四六時中、仕事のことで頭がいっぱい。そんな絵に描いたような仕事の虫が、子を持つサラリーマンとの結婚を機に、人生が一変していく。
本作で初の義母役に挑む綾瀬は、「キャリアウーマンが仕事のようにはうまくいかず、子どもに悪戦苦闘する姿は滑稽なところもあるんですが、温かくて、クスッと笑えて、ほっこりする物語です。視聴者のみなさまにもほっこりして頂ける様に頑張ります」とコメントを寄せている。
一方、昨年、NHKドラマ「この声をきみに」で演じた大学准教授役も記憶に新しい竹野内が、亜希子にプロポーズする宮本良一役に。仕事ができるタイプではないが職場では誰からも愛される朗らかな性格で、8歳の娘を持つ父親という役どころだ。台本を読んだ竹野内は、「『人との関係を結ぶこと』の意味を考えさせられた」と言い、「血の繋がりはなくとも、それぞれに日常起こる悲しみや喜びを、惜しみない愛と努力で共有していく家族の姿は、とても愛おしいです」とその魅力を表している。
なお、2人は2019年放送の宮藤官九郎脚本によるNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演することが決定している。
脚本は、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)、「白夜行』(2006・TBS系)、『MR.BRAIN」(2009・TBS系)、『JIN -仁-』(2009・2011・TBS系)など数々の名作&ヒットドラマを手掛けてきた森下佳子。演出を、「ROOKIES ルーキーズ」(2008・TBS系)、「とんび」(2013・TBS系)、「天皇の料理番」(2015・TBS系)などを手掛けてきた平川雄一朗と中前勇児が担当する。(編集部・石井百合子)