年に一度殺人が合法に…『パージ』テレビ版、映画とどう違う?
「1年に一晩だけ、どんな犯罪も合法になる法律」が成立した世界を描き大ヒットを記録した映画『パージ』シリーズのテレビドラマ版は、当初パージの日以外に焦点を当てるとされていたが、70%近くはパージが描かれるとエグゼクティブプロデューサーのジェームズ・デモナコがEW.comに語った。
【場面写真】年に1度殺人が許される日……映画『パージ』続編より
ジェームズは「65%から70%はパージの夜を描き、30%ほどがフラッシュバックになる。パージの夜に出かける人たちを追った、一見、まったく別々に見える四つのストーリーが展開する」とテレビ版のストーリー構成を説明。
さらに「10エピソードにわたって語れるので、パージではない日の普通の生活を垣間見るフラッシュバックを組み込むことができる。そしてどのようにしてパージの夜に至ったかを追うことができるんだ。パージの夜になぜ暴力に走ったかを深く分析できるから、映画よりもじわじわと進んでいくよ」とテレビだからこそ可能になった新たな魅力もアピール。またテレビ版では、キャラクターたちが、なぜ銃やナイフを手に取ることになったかも描かれるという。
テレビ版には、ウィリアム・ボールドウィン、リリー・シモンズ、アマンダ・ウォーレン、コリン・ウッデル、ガブリエル・チャバリア、ジェシカ・ガーザらがキャスティングされている。(澤田理沙)