ハン・ソロ映画、巨大ミレニアム・ファルコンにキャスト集結!ワールドプレミア開催
現地時間10日、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のワールドプレミアがアメリカ・ロサンゼルスで開催された。上映前のレッドカーペットイベントには、若きハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクをはじめ主要キャストが集結。ソロの愛機ミレニアム・ファルコンの巨大なレプリカも設置され、お祭りムードを盛り上げた。
この日のプレミアでは、アカデミー賞授賞式の会場として知られるドルビーシアターのほか、エルキャピタンシアター、チャイニーズシアターらハリウッド中心部の映画館を『ハン・ソロ』がジャック。約6,000人の観客が詰めかけた。
各劇場前のハリウッド大通りには、約400メートルにわたってレッドカーペットが敷かれ、世界各国から集まった報道陣の数は総勢300名。また、出席したセレブやキャスト陣を一目見ようと、沿道は大勢のファンで埋め尽くされた。
主演のオールデンは、ハリソン・フォードからハン・ソロ役を引き継ぐという大役を終え「数年間ずっと取り組んできた作品を、ようやくファンのみんなに観てもらえるなんて、素晴らしい気分だよ」とご機嫌。ソロの相棒チューバッカとの共演を振り返ると「チューイと色々なシーンを撮ることができたのは、本当に最高だった。自分が『スター・ウォーズ』世界の一部になれたって、身に染みて感じられたよ」と満足げに語った。
また、そのチューバッカ役を ピーター・メイヒューから引き継いだ ヨーナス・スオタモもご機嫌な様子で、「すごい冒険を楽しんでもらえる映画になっているよ。もしこの映画が『スター・ウォーズ』じゃなかったとしても、十分に楽しめアドベンチャー作品になっているはずだ」と自信たっぷり。チューバッカの鳴き声をマネてみせる大サービスを披露していた。
そのほか会場には、ロン・ハワード監督、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァーら監督と主要キャストがミレニアム・ファルコン前に集合。残念ながらハリソンは欠席となったが、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカス、ルーク・スカイウォーカー役の マーク・ハミル、エピソード1~3でオビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーらも姿を見せ、若きハン・ソロの門出を祝った。
プレミア上映では、シリーズファンがニヤリとするような場面が詰め込まれたシーンの連続に、劇場内は拍手喝さい。上映後の観客に話を聞くと、「みんな心配していると思うけど、オールデンのハン・ソロは素晴らしかった。彼は間違いなくハン・ソロそのもの。観ればわかるよ」「スピーチや仕草にオリジナルのハン・ソロらしさを感じて、ノスタルジーを覚えた」「ハン・ソロは一番好きなキャラ。彼がまた戻ってきてくれたと感じられて、胸がいっぱいになった」など、一様に若きハン・ソロを演じたオールデンに惜しみない賞賛を送っていた。(編集部・入倉功一)
映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日より日本公開