妻夫木聡、家事は苦手…世の妻たちの不満にビックリ
俳優の妻夫木聡が13日、都内で行われた「映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』奥さま感謝DAYイベント」に登壇し、家事が苦手であることを告白。さらに、世の妻たちの知られざる不満に驚愕していた。この日のイベントには、橋爪功、西村まさ彦も出席した。
同作は国民的映画『男はつらいよ』シリーズの山田洋次監督が手掛ける『家族はつらいよ』シリーズの第3弾。今回は「主婦への讃歌」をテーマに、気遣いのない夫・幸之助(西村)の言葉に不満が爆発して、妻・史枝(夏川結衣)が家出をしたことで、一家の家事を担う主婦がいなくなった平田家の大騒動を描く。
約100人の男性客が集まった本イベントに登場した妻夫木は、「男性だけ(のイベント)というのは初めての経験なので、返って来る声が『へっへっへっ』という(野太い声である)のが新鮮で楽しい気持ちです」と笑顔。そして、洗濯表示についてやおいしい野菜の見分け方などを問う家事力クイズに、キャスト・観客全員で挑戦した。
結果は5問中、橋爪が4問、西村が3問正解する中、妻夫木は2問で最下位。「味噌を入れたあと、火を入れ、煮立ち始めたら火を止める」という美味しいみそ汁の作り方にいたっては、「えー、マジで? これは知らないですね。なんで皆さん知ってるんですかね」と驚きを隠せないでいた。
また、先日行われた本作の主婦限定の試写会で噴出した、妻たちの夫への不満が書かれたボードがスクリーンに映し出されると、妻夫木は「『お前らもやれ』ってすごいですね。溜まっているんだろうな、いろいろ……」と驚愕。「『○○しといたよ』の報告はいらない~!」というボードを見つけると、「皆さんも経験あると思いますけど、『○○しといたよ』と言っとかないと、『○○しといたなら言ってよ』と言われるパターンもありますよね。どっちのパターンも怒られる……」と妻で女優のマイコとのエピソードなのか、自身の体験談を強めに訴え、男性陣からの共感を得ていた。(取材・文:錦怜那)
映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』は5月25日全国公開