70年の歴史に幕 渋谷シネパレス、最後は『ダンガル きっと、つよくなる』応援上映
5月27日(日)をもって70年の歴史に幕を閉じる渋谷シネパレスのラストを飾るのは、『ダンガル きっと、つよくなる』(公開中)の応援上映に決まった。
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世界興行収入340億円を突破し、インド映画の世界興収第1位という大ヒットを記録した『ダンガル きっと、つよくなる』は、実話を基にしたサクセスストーリー。レスリング金メダルの夢を娘に託した熱血パパと娘2人の歩みを軽快なテンポで描きながら、強く結ばれた親子の絆が感動を呼ぶドラマだ。主演のアーミル・カーンが27キロ太ってから27キロ減らすという、驚異の役づくりをしたことでも話題になっている。
応援上映は先日も実施されたが、参加できなかった人々からは再開催を熱望する声が上がっていた。そして、渋谷シネパレスのラスト・ショーという大舞台で、発声などが可能な応援上映が27日夜8時から行われることになった。
「渋谷パレス座」として昭和23年(1948年)に営業を開始して以来、70年という長きにわたり、渋谷の映画文化の一翼を担ってきた渋谷シネパレス。自然と涙がほおを伝うような親子の物語に会場が一体となって盛り上がることだろう。上映後には支配人からのあいさつも予定されている。(編集部・小松芙未)