クイーン伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』11月日本公開!
数々の名曲で知られる世界的ロックバンド・クイーンのリードボーカル、フレディ・マーキュリーの軌跡を描く伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が11月に日本公開されることが決定した。同時に、名曲の数々と共に圧巻のステージパフォーマンスを映し出した特報映像も公開された。
「ボヘミアン・ラプソディ」「伝説のチャンピオン」といった名曲を生み出し続け、ステージでも圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了したフレディ。1991年に45歳という早すぎる死を迎えた天才は、いかにして世界から愛されるエンターテイナーとなったのか? 華やかな活躍の裏にあった、知られざるバンドの物語が描かれる。
フレディ役は、海外ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」で主人公を演じるラミ・マレック。クイーンのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を務めており、劇中に使用される32もの名曲には、主にフレディ自身の歌声が使われているという。
公開された特報では、生前のフレディを思わせるような、ラミの圧巻のパフォーマンスの一端が明らかに。バンドを代表する名曲「ボヘミアン・ラプソディ」誕生の裏側も描かれるようだ。また一瞬だが、日本のファンが歓声を送るシーンも映し出されており、かつての来日公演の様子も描かれることを期待させる。
メガホンを取ったのは、『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー監督.海外では、諸事情により数週間の撮影期間を残して『サンシャイン/歌声が響く街』などのデクスター・フレッチャーに監督をバトンタッチしたと報じられているが、完成した映画について、ブライアン・メイは「完成した映画を観て、ワクワクしている。これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような、純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、誰にでも共感できるような物語として描かれている。決して楽な旅ではなかったが、価値のある旅というのは、すべてそういうものだ!」とその出来に太鼓判を押している。(編集部・入倉功一)