若きハン・ソロ初来日!スター・ウォーズファン1,000人が熱狂!
映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のジャパンプレミアが12日、六本木ヒルズアリーナで行われ、若き日のハン・ソロを演じた主演のオールデン・エアエンライク、ロン・ハワード監督、チューバッカが登壇した。また、ゲストとして、日本語吹き替え版でカメオ出演した俳優の及川光博、宇宙飛行士・野口聡一、お笑い芸人ミキの昴生(こうせい)、亜生(あせい)も出席した。
【フォトギャラリー】駆け付けた1,000人のSWファンにオールデンと監督は感激!
会場に詰め掛けた1,000人の熱狂的な『スター・ウォーズ』ファンが見つめるなか、レッドカーペットに登場したオールデンとハワード監督。二人はサインや写真撮影、握手などに気軽に応じ、肩を抱くなど、最大限のファンサービスを見せた。
興奮冷めやらぬなか、ステージに上がったハワード監督は「日本は大好きで最高の国。映画を愛する気持ちも強く、なによりもっとも熱い『スター・ウォーズ』ファンが日本の方々です。この作品のプロモーションの最後が日本であることが光栄です」とメッセージを贈ると、初来日を果たしたオールデンも「ずっと日本には来たかったんです。熱狂的な歓迎やおもてなしに感謝しています」と笑顔を見せた。
ハワード監督は、本作を手掛ける際、シリーズで長年ハン・ソロを演じていたハリソン・フォードと話をしたという。「彼とハン・ソロというキャラクターのスピリットについて話しました。その際、彼は私にハン・ソロの秘密を教えてくれました。それは『ハン・ソロはいつも自信があるわけではない。なくても自信があるフリをするんだということ』。またもう一つの秘密は『オールデンが自分のハン・ソロを演じられるように背中を押してほしい』ということなんです」と内容を明かす。
そんなハワード監督の演出のもと、オールデンは劇中、若き日のハン・ソロを瑞々しく演じたが「ハン・ソロは愛して止まない魅力があります。子供のころは、彼のカウボーイ的な威勢の良い感じが好きだったのですが、今は人間的な魅力に惹かれています。逆説的なところも、多くの人が彼に魅了される特長だと思います」と語っていた。
また、本作は日本文化の影響を受けていると語るハワード監督は、全ての『スター・ウォーズ』作品に日本文化のDNAは散見しているわけですが、本作でいえば、孤高の戦士というキャラクター造形がサムライを思い起こさせますし、トバイアス・ベケット(ウディ・ハレルソン)というキャラクターが若きハン・ソロの師匠に当たるところも、日本の師弟関係に近いものだと言えるでしょう。またスタイルやファッションも日本的な要素のものが多いです。本作では、パーティーシーンの女性のドレスや男性のスーツも日本の影響を受けたものになっています」と語っていた。
最後に、オールデンが「ニッポンダイスキ」とファンにメッセージを贈ると、1,000人のファンはハン・ソロの有名なセリフの一つでもある「I know」と声をそろえて応え、ファンとキャストが一体となった。(磯部正和)
映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日より全国公開