佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星へ『虹色デイズ』監督から熱いメッセージ!
公開中の映画『虹色デイズ』“虹の日”舞台あいさつが16日、丸の内ピカデリーにて行なわれ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、飯塚健監督が登壇。本イベントが最後の舞台あいさつとなる予定ということで、飯塚監督から各人に心のこもった熱い手紙と卒業証書が贈られると、4人は口をそろえて「留年したい、卒業したくない」と感情を吐露した。
公開記念舞台あいさつを行なった地に再度登壇したことについて、佐野や高杉が「またこの場所に立てたことがうれしい。ファンの方々の応援のおかげです」と感無量の表情を浮かべると、横浜は「今日で4人と監督が集まってトークをするのは最後になると思いますので、楽しんで帰ってください」と“最後”を強調する。
イベントでは、公式Twitterで寄せられた質問に4人が答えるというコーナーが展開され、「もし芸能人になっていなかったら」という質問に、佐野が「小学生のころからダンスをしていたので、ダンスを教える立場になっていたかも」と答えると、中川は「建築とか建物のデザインにい興味があったので、そういう仕事をしていたかも」と意外な回答。高杉は「幼稚園の先生かレスキュー隊になりたかった」とまったく違う方向性の違う夢を披露すると、横浜は「父親が大工だったので大工か、空手をやっていたので、格闘家の道に進んでいたかも」と述べて客席を沸かせていた。
そんななか、本作最後のイベントということで、飯塚監督から4人にサプライズで労いの手紙が贈られた。飯塚組初参加となった高杉には、スケジュールがないなか、想像力豊かに役を立体化したこと、そしてウイークポイントをさらけ出すことの素晴らしさを、横浜には、5年前に放送された「放課後グルーヴ」というドラマで一緒だったときの、横浜が感じていたであろう他の俳優への悔しさ、それをばねに頑張った現状への賞賛をメッセージとして伝えた。
続いて、中川には、ドラマのオーディションで出会った16歳のときの芝居に対する真摯な対応を、佐野にはドラマ「GTO」で出会ったときに「芝居を続けろ」と話したこと、再度現場を共にし俳優部として撮影を乗り切ったことを熱い言葉で述べた。
最後に「いつか必ずまたやろう、できれば4人そろって、オリジナルで」と飯塚監督が締めると、横浜らは「ありがとうござます」と深々と頭を下げた。佐野は「またご一緒できるように僕ら4人も、それぞれの道で努力してまた集まれるように頑張りたいです」と力強く宣言していた。
男子高校生4人組の恋と友情を描いた本作は、7月6日に公開されると、オープニング週末の全国映画動員ランキングで3位にランクイン。この日、台湾と韓国での公開が決定したことも発表された。(磯部正和)