トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィルの上腕二頭筋シーンに興奮!
トム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のワールドプレミアがフランス・パリで現地時間12日に行われ、トムがシリーズ初参戦のヘンリー・カヴィルが見せた“お気に入りの動き”を明かした。
シリーズ第6弾となる本作では敏腕スパイのイーサン(トム)がパリを舞台に超絶アクションを繰り広げるとあって、ワールドプレミアはセーヌ川を挟んでエッフェル塔の正面に位置するシャイヨ宮で行われた。トムはゲストの誰よりも早くレッドカーペットに現れると、おなじみのあの大きな笑顔を絶やすことなくたっぷり時間をかけて写真撮影やサインに応じ、ファンを大喜びさせた。
その後、トムはサイモン・ペッグ、ヘンリー・カヴィル、レベッカ・ファーガソン、ミシェル・モナハン、ヴァネッサ・カービー、アンジェラ・バセットら共演者たち&クリストファー・マッカリー監督と会場中央に設けられたステージに登場。反発しながらもイーサンと共に任務に取り組むCIAのすご腕エージェントを演じたのがスーパーマン役で知られるヘンリーで、話題は予告編にも使われている二人の男子トイレでの共闘シーンに。
トムは「彼がこうやるのが大好きなんだ!」と本気の戦いの前に空のパンチを繰り出すヘンリーの動きをまねると、「(まるでショットガンみたいに)上腕二頭筋を再装填する! 最高だ!」と大興奮で絶賛。「ヘンリー、やってみせてよ!」とサイモンやレベッカからリクエストされたヘンリーは照れながらも“二頭筋再装填シーン”を生披露して大歓声を浴びた。ヘンリーは「トムとの仕事では、誰もケガをする心配がないんだ。自分で自分を傷つけないかぎりはね」とアクションシーンにおけるトムのプロフェッショナルぶりに感銘を受けたと明かした。
トムは本作の屋根から屋根に飛び移る際に壁に体を打ち付ける、というスタントの撮影中、打ちどころが悪く足首を骨折している。骨折したことはぶつかった瞬間にわかったといい、「すぐ頭に浮かんだのは『続けないと』ということだった。それではい上がって、カメラに映らなくなるまで駆けていった」と痛みにもかかわらず、撮影を優先させたと振り返る(実際にそのシーンは映画で使用されている)。搬送後も考えるのは本作のことばかりだったといい、「病院ではどのくらい撮影を中止しないといけないのかを考えた。クルーにはこれまでたくさん働いてくれたから家族と過ごしてねと告げ、監督と僕は残って、1日10時間~12時間ストーリーについて考えていたよ」と語っていた。(編集部・市川遥)
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日より全国公開